ある休日、折り畳み自転車を取り出して岐阜県関市の本町通り近辺を散策。かつては一番賑わった通りだろうが今は昔。シャッターが降りている建物が多いし、更地になっている土地も多い。めぼしい建物は見つからなかったが、凝った親柱の橋梁なんかを観察。昼食で寄ったのはカレー専門店「ZAZA」。まだ出来て数年の新しい店だが、流行りの(もう終わった?)所謂”スパイスカレー”ではなく、欧風カレーというのが珍しいナと入ってみることに。ジャズ・ピアノが流れる店内は広いフロアーにテーブル席が5つ程と壁に向かったカウンター席。以前は何の店だったか知らないが居抜きのようだ。てっきり若い人が出てくるかと思いきや、主人はご高齢の男性。姿は見えないが中には女性も居るようだ。こちらのカレーは”野菜と果物が主体”と書かれている。お願いしたのは「ベーコンカレー」。辛さを訊かれたので「辛めで」と伝える。
ゴマドレのかかったミニサラダと容器に入った福神漬が用意される。しばらくして「ベーコンカレー」が登場。白い大きな平皿で端の方にライスが盛られており、茹でた人参、ブロッコリー、いんげんがライスの上に。ベーコンはカリッと焼かれていて、ソテーしたきのこやポテトなども添えられている。まずはベーコンをそのまま。なんでも長野県の「グリュン」という店のものだそう。塩気は強くなくいい香りで旨い。カレーはしっかりとした辛さがある。訊かれるとつい「辛めで」と口に出してしまうが、こういうカレーはあまり辛くしない方が風味が分かり易いかも。ライスは少し軟らかめ。最近はあまり外でこういうカレーを食べていなかったので新鮮。合うだろうと思っていたベーコンとカレーの相性は思った程ではなかったが、それぞれは美味しくいただいた。(勘定は¥1,045)
↓ 栄町の関川に架かる「萬代橋」(建築詳細不明)◇。もう平仮名の方の銘は読み辛くなっているが、”ばんだいばし”ではなく”よろづよばし”と読むようだ。親柱の特徴的なデザインに加えて頂部が朱色に塗られていた形跡があるのが興味深い。
岐阜県関市本町3-25
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