ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

仲見世・大盛屋支店 @三重県津市

2024年05月05日 | 三重県(老舗)

三重県津市市内を散策。大門辺りの建物を観て回った後、昼にはちょっと遅い時間になっていたが、まだ開いていた麺類食堂「仲見世大森屋」の暖簾をくぐる。通し営業なのかな。表の看板には「仲見世大森屋」「大森屋支店」と表記がいくつかある。近くにあった風情ある本店はもう廃業してしまっているが、八町の「大森屋分店」とも関係があるのだろう。こちらの創業は昭和24年(1949)とのこと。店内は小さいテーブル席が8つ、小上がり席が3つ程でさほど広くない。でも給仕は若い女の子だし、先客で盛況で活気がある。麺類、定食、丼物、洋食と何でもござれだが、「ヒレつけ丼」という聞き慣れない品にしてみた。

しばらくして「ヒレつけ丼」が運ばれた。味噌汁と漬物付き。丼のご飯の上には3切れのヒレカツ。ご飯との間には千切りキャベツが少し敷いてある。カツはタレに浸っていて、故に”つけ丼”。所謂ソースカツ丼と同様の仕様。くぐっているタレはソースといっても甘味が強め。量は多くないが千切りキャベツの切りが長くちょっと食べ辛い。ご飯の量は多めだが、甘いタレがしっかりかかっているので平らげるのがなかなか大変だった。味噌汁には分店や他の店と同様に刻んだ菜っ葉が入っている。偶々なのか、それとも津の味噌汁の定番なのか。隣の客が自分が注文で迷った「豚汁定食」を食べていたが、そちらもご飯が多かったので元々盛りのいい店なんだろうな。(勘定は¥900)

 


 

↓ 「津観音(恵日山観音寺)」の門前町として出来た津市大門大通り商店街にある「大門商店街・飲食店街」。小さな店舗が密集するワクワクする場所。昼とあってか営業している店は少なく、シャッターが下りている店が現役なのかどうかよく分からない。夜に来てみたいナ。

 

 

 

 


 

お食事処 大森屋支店

三重県津市大門22-14

 

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