愛知県小牧市の人気たこ焼き店「ほていや」。何しろ店前の路上にずらりと車が並び、みんな何十個とかの単位で大量購入していくほどの人気だったので、なかなか伺う事が出来ず随分と久しぶり。ある日曜に近くに居たので久しぶりに寄ってみた。もう何年かぶりだったので全然知らなかったのだが隣が駐車場になっている。これは有難い。そこに車を停めて店の中へ。こちらでは圧倒的に持ち帰る人が多いので、すんなりと座ることが出来た。外れた時間帯だったのでおやつ代わりに「10個入」をお願いする。調理場では以前見かけたご高齢の方の姿は見えなかったが、3人の女性が延々と焼き続けている。この他にも2人の若い子がお手伝い。この日は暑かったので、声を掛けてから冷蔵庫の中にあった懐かしいジンジャーエールの瓶(カナダドライ)を自分で取り出し、栓を開けていただく。
しばらくして「たこやき」が完成。以前はプラスチック皿で提供されたが、今回はコロナ禍のリスクを避ける為か発泡スチロール皿。並んだ「たこやき」はソースも鰹節も青海苔もかかっていないプレーンなもの。最近この地方のたこ焼きを随分と食べ歩いていて、今まであまり意識していなかったが、やはり古くから続いている店は何もつけたりかけたりしないプレーンな醤油味のものが多いことが分かった(これを”名古屋風”と呼ぶこともあるようだ)。ペチャッと力なく寝そべっていても油断してはいけない。中は熱々で口内火傷必至。爪楊枝を駆使して口に入れる度に「アッチッ。」と心の中で叫ぶ。とろっとした中身はしっかりと小麦粉と出汁の風味。紅生姜は少なく、時々醤油が沢山入った”アタリ”に遭遇する。旨いなァ。かつて岐阜県関市にあった伝説の店「たこ坊」(※現在の「いろは東店」の場所)の味を思い出した。(勘定は¥350+飲物¥120)
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たこやきのほていや
愛知県小牧市小牧4-21
( 小牧 こまき ほていや 布袋屋 たこ焼き たこやき たこ焼 たこやきのほていや 醤油味 行列 たこぼう )
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