三重県桑名市を散策。朝からあっちへこっちへと自転車で移動して民家を含む近代建築を探して廻るも、あまり収穫なし。昼が早かったので、午後遅めの時間に空いた小腹を埋めに向かったのは駅前にある桑名一番街。平日や夜だと違うのだろうが、昼間はこの辺りもあまり賑やかとは言えない人の流れ。商店街にあった大きなサンプル・ショーケースのある「エンシュウヤ」に入ってみることに。見た感じは喫茶店だが、コック帽の可愛らしいイラストのある看板には”ファミリーレストラン”の文字。店に入るとビニールレザーの椅子やランプシェードが時代を感じさせる。昼には遅い半端な時間だったのに結構な客入り。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃるのかな。メニューを眺めると、先頭が意外にも「らーめん」。それも”オムレツ””山菜””えび””ちから””納豆”などの変わり種が沢山。周りを見回すと実際にラーメン率が高く、昭和喫茶の雰囲気の中で皆ラーメンを啜っている。面白いなァ。どれにするか悩んだが、昼前に麺類を食べていたので「らーめん」は断念し、店名を冠した「エンシュウヤランチ」にしてみた。内容は日替わりのようで表に貼り出されていたようだ(後から確認)。
しばらくして運ばれた「エンシュウヤランチ」、本日のメインは「若鶏ササミのおろしソース」。ササミカツが2つに、付け合わせのサラダ、小さい冷奴、わかめの味噌汁、ごまの振ってあるご飯というラインナップ。ササミカツに付いたソースは大根おろしの入った甘酸っぱい和風ソース。カツの揚げ加減が抜群で、食感も良く滅法旨い。ソースの風味とあっさりとしたササミの相性もばっちり。連食していたのできついかなと思っていたけれど、生野菜や濃いめの味付けの味噌汁を挟みながらパクパクッと完食。これなら「カニコロッケ」や「メンチカツ」などの他のフライ物も食べてみたいなァ。でもやっぱり次は変わり種の「らーめん」に行くべきか…。(勘定は¥700)
三重県桑名市寿町2-476-64
( 三重 みえ 桑名 くわな えんしゅうや 遠州屋 レストラン 軽食 ランチ 喫茶 カフェ・レスト ラーメン 洋食 定食 )
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