名古屋市東区の筒井町商店街にある和菓子・餅菓子の「筒井 松月」。創業は昭和3年(1928)というから長い歴史がある。いつも店の前を通るとガラスのショーウインドー中の大皿に団子が山と積まれていて美味しそう。出来たての手作り団子を並べてあり、店の中にはワゴンの上にも団子がずらりと準備されていた。人気があってみんなたくさん買うんだろうなァ。こちらは「鬼まんじゅう」でも有名だが、この日は看板にも名がある「あやめ団子」を買い求めた。店の中には白い作業着を着た女性が何人も居て、忙しそうに、そして楽しそうに立ち働いていた。近所の人だろうか、歩き客がひっきりなしに買い求めにやって来ている。
何本が購入したあやめ団子は、竹串を模した安っぽい(失礼)プラスチック棒に刺さっていて、ひとつひとつ薄いビニールで仕切られ、パックに入れらている。滑らかなこし餡で「包む」のではなく、「挟んで」ある。かなり甘そうに見えたのだが、見た目より甘さは控えめで、団子は餅のように柔らか。大きくないのですっと口に入り、お腹に消えていく。ホッとする素朴な味で旨い。抹茶のタイプの団子も買ったのだが、風味こそ強くないものの、これも旨い。次はきなこのおはぎか、草餅にしようかな。(勘定は¥146/本)
↑ 尾張徳川家の菩提寺「徳興山・建中寺」本堂と、「三門」(慶安4年・1651 創建当時の建築物)に光輝く葵の紋
↑ 名古屋市内に残る唯一の戦前からの鉄筋コンクリート造校舎「筒井小学校」(昭和11年・1936建造)。たまたま選挙があって校庭に入る事が出来た。校舎裏には煙突が見える。
↑ 筒井町商店街を東に抜けた黒門町交差点にある謎の建物。大きな煙突が残るが銭湯の建物ではない。建物の反対側は切断されているようだが、何の建物だろう?
筒井 松月 (しょうげつ)
愛知県名古屋市東区筒井2-2-4
( 筒井町商店街 筒井松月 あやめだんご 鬼饅頭 鬼まんじゅう )
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