The Essential Electric Light Orchestra / Electric Light Orchestra (2014)
バンドとしてのエレクトリック・ライト・オーケストラ(Electric Light Orchestra, 以下ELO)は全く知らないでいた自分。なのでジェフ・リン(Jeff Lynne)が大物揃いの覆面バンド「Traveling Wilburys」に参加した時もふーんてな感じであまり関心は沸かなかった。それでも色々なコンピ盤を聴いているうちに何曲か自分の気になる曲があり、それがELOの曲だと知ってちょっと興味が沸いてきた。そこで購入したのは「The Essential」シリーズ。コンパクトに1枚でまとまっているのも初心者には都合がいい。そこで知ったがELOはアメリカで最も多くのヒットを放ったバンドなんだとか。意外。
オールド・スタイルなロックンロールを基調としたポップなバンド・サウンド。いかにもアメリカのバンドといった感じがする。シンセやヴォコーダーなどのエフェクトも使っていて泥臭さは無く、ストリングス等を使ったドラマチックなアレンジも効果的。ドラムスの音の録り方が独特だ。多人数のメンバー構成から曲調もここまでポップだったとは知らなかった。奥田民生がパクった元ネタもちらほら(苦笑)。「Evil Woman」「Mr. Blue Sky」や「Don't Bring Me Down」などの自分がコンピで引っ掛かった曲はラジオとかで流れて来たらやっぱり耳に残るだろうなァ。でもちょっとオールディーズ寄り過ぎて捉えどころのない感じもあって、若い頃の自分が興味を持たなかったというのも納得した。でもこれ先述のトラヴェリング・ウィルベリーズの音楽性とかなりの部分で一致。ジェフ・リン主導だったという説に納得。
ネット・ショップにて購入(¥750)
- Label : Sony Special Product
- ASIN : B016W63AK2
- Disc : 1
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