愛知県岡崎市街を散策。車に折り畳み自転車を載せてこなかったので全部歩き。さすがに暑さもあってヘトヘトに。休憩がてら以前来た時にも立ち寄った「和泉屋」へ。創業は昭和7年(1932)。店先にはひっきりなしに菓子やら何やらを買い求める客がやって来て列を作っているが、意外にも奥の店内飲食スペースは先客なし。テーブル席に腰掛けた。おでんもあったが流石にこの暑さではその気にならず「クリームあんみつ」をお願いした。入口から奥の調理場にマイクを通して注文が通る。
しばらくして「クリームあんみつ」が完成。アイスクリーム、あんこ、寒天、パイン、みかん、黄桃、さくらんぼという布陣。歩き疲れた体に甘いものが滲み込んでいく感じ。旨い。自分が出先で率先してこういうものを口にするようになったのだから妻もびっくりするはずだ(←若い頃はあんこがあまり好きでなかった)。こちら「みたらし団子」や「おはぎ」といった昔からの品に加えて創作菓子や新しい菓子、洋菓子っぽいものまで目移りするほど品が豊富。次は何を買って帰ろうかな。(勘定は¥611)
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↓ 店と同じ西康生通りにある洋品店「nadja homme」(建築詳細不明)◇。瓦屋根の隅切り家屋を改造してある。まあまあ古そうな感じがするがどうだろう。
↓ 以前も訪れた「六供(ろっく)浄水場」◇の「六供浄水場ポンプ室」(昭和8年・1933・建造)と、隣接する「配水塔」(昭和9年・1934・建造)。いずれも現役の施設。周辺は整備され公園も出来ていた。ただ相変わらずフェンスから建物はちょっと遠いのが残念。公開される日とかあるのかな。
↓ 同じく六供の「岡崎市民会館」近くにある「旧・石原家住宅」(安政6年・1859・建造)◇。商家であったが農家の造りを採用しているのが珍しいのだとか。一時は昭和風に改造されたり、料理屋やカフェを営んだこともあるらしい。修復もされ、国の登録有形文化財に指定されている。現在はご家族の方が継承され、時々公開されることもあるようだ。
愛知県岡崎市康生通西2-6
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