岐阜市の伊奈波神社参道から路地に入った所にある喫茶「左岸」へ。店は風情ある木塀の奥にあり、以前から存在は知っていたけれど、いつ行っても閉まっているなと訝しんでいた。今回歩いて訪れてみて、塀の所に小さく”火・水・金・土”曜日だけの営業だと表示があり、合点がいく。広い敷地内に進むといくつか建物があり、そのうちの1つが喫茶店になっている。店内は手入れされた庭(写真下)が見渡せ、ジュエリーも展示してある広い空間。そこにテーブルが余裕をもって配置されている。
ちょうど庭が見えづらい席に案内されてしまったが、落ち着いた雰囲気の中で高齢のご夫婦と手伝いの女性でやっていらっしゃるようだ。メニューから選んだのは「エスプレッソ(ダブル)」と「チョコレートケーキ」。
脚付きの小さいカップとソーサーで供された「エスプレッソ」は香り良く、苦味がしっかり。「チョコレートケーキ」は生クリームの配合が多そうな、滑らかでしっとりとした舌触りのもの。苦いエスプレッソといただくとちょうどいい感じ。旨い。ゆっくりと頂いた後、店内に展示してあるジュエリーを見せてもらったが、オーナーの息子がジュエリー・デザイナーなのだそう。敷地内の別棟が工房になっているようだ。なかなか面白いデザインの品があったので、今度は妻を連れて来ようかな(→連れて行かない方がいいか…笑)。(勘定は¥1,150)
珈琲茶館 左岸 (rive gauche)
岐阜県岐阜市松屋町1
( 岐阜 ぎふ さがん 喫茶 喫茶店 コーヒー エスプレッソ ケーキ 生ケーキ 茶寮 ギャラリー ジュエリー工房 )
セーヌ川左岸から名付けられたと聞いた記憶があります。
転居してから久しぶりに訪れてみると改装中でした。
あの辺りは戦災にあっていないので道が狭く一方通行で分かりにくいですね。
懐かしいお店です。
>セーヌ川左岸から
そうなんですねー。唐突に”リヴ・ゴーシュ”って何だろうと思っていました。
パリでは地域を指す時によく使う言い回しなんだそうですね。
曜日が限られているのでなかなか行けそうにないですが、他にない落ち着いた空間で
いい感じの店ですね。