ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

丸和前ラーメン @福岡県北九州市

2019年08月18日 | 福岡県

北九州研修旅行。研修は二の次で深夜の自由行動を謳歌中。何軒も廻って、完全に満腹中枢やら色んな中枢がマヒ状態(笑)。大正時代初期にすぐそばを流れる神嶽川(かんたけがわ)を上る船が荷揚げをして始まったという北九州の台所「旦過市場」はもちろん真っ暗な時間帯。でもさすが呑兵衛の町、近辺にはまだまだ開いている店も多く、自分を含むヨッパライが次へ次へと移動中。最近では締めにラーメンなんてとんとやっていないが「丸和前ラーメン」という屋台を探していた。通りを歩いていて「丸和前」と書かれた赤提灯につられて店の中へ。後から調べると、こちらは「角打丸和前」と呼ぶようで(店には”丸和前ラーメン”とあるだけで”角打ち”という屋号は書いてない)、屋台はもう少し先にあったようだ。アララ。何しろ色んな中枢がマヒしているもので…。中にはテーブル席とカウンター席があり、大鍋のおでん鍋もあった。なかなか強烈な豚骨臭が漂っている。さすがに東海地方ではここまでの匂いをさせている店は覚えがない。酒もあったが、もうしこたま呑んでいるので「ラーメン」のみ注文。

ほどなくして出てきた「ラーメン」は、白濁したスープの水面にチャーシュー、刻みネギ、もやしの姿が見える。箸で手繰った麺は加水率の低い九州ならではの細ストレート麺。あれだけの匂いも丼ぶりを目の前にすると全然気にならなくなるのが不思議。カエシ強めなのか、ヨッパライ仕様とでも言うべきしっかりとした味付け。濃厚で旨い。酔った後ではこの位ガツンとこないと印象に残らないものな。あっという間に完食したが、さすがにスープは飲み干さないように気をつけた。なぜこちらを”角打”と呼ぶのか知らないが(屋台には酒が置いてないらしい)、大鍋のおでんが旨そうだったので、こちらのおでんで呑み始めるのもいいかも。でも結局最後にラーメンは頼んじゃうんだろうな。(勘定は¥730)

 


 

 ↓ 門司港周辺近代建築散策。門司港の近代建築の中で一等存在感の強い「旧・大阪商船門司支店」(大正6年・1917・建造)。建築当初は海に面していたのだとか。塔屋や特徴的な屋根部分の装飾など、何度見てもカッコイイ。国の登録有形文化財、また近代化産業遺産に指定されている。現在は商業スペースとして利用されている。

 

 

 

 

 

 

 


 

小倉名物屋台の味 丸和前ラーメン (角打ち丸和前)

福岡県北九州市小倉北区魚町4-2-24

 

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