ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

藤田精肉店 @愛知県江南市

2020年05月25日 | 愛知県(尾張)

愛知県江南市の名鉄「江南駅」の東側の商店街にある「藤田精肉店」へ。以前から何度もテレビ番組等に取り上げられているという有名店。創業は昭和37年(1962)とのこと。店舗のスペースは小さく、住宅の端に引戸が付いている狭い間口での営業のみのよう。店先には件の訪問タレントの写真や記事、番組ステッカーなどが沢山貼ってあった。外壁に貼られた品書きには揚げ物の惣菜の他に、バーベキューなどの持ち帰りの肉類も扱っているようだ(精肉店だものな)。「カレーコロッケ」と「ミンチカツ」を注文した。ご高齢のお母さんと娘さん(たぶん)の2人でやっていらっしゃって、揚げ方はお母さん。作り置きはせず、必ずその場で揚げてくれるようだ。自分の他にも出来上がりを待つ客が数名並んだ。

しばらくして呼ばれ、品を受け取り勘定する。そのまま歩いて駅方面まで行き、屋外ベンチに座って食べることにした。まずは「ミンチカツ」から。楕円形でなかなかの大きさ。これで65円って…。熱々をかぶりつくとガリガリとしたハードな食感の衣の中にミンチ肉がたっぷり。繋ぎはキャベツか玉ねぎか。甘味からいくとキャベツかな。外なのでソースをぶっかける訳にはいかないが、そのままでも十分に旨い(出来ればビールが…)。次は「カレーコロッケ」。こちらの衣も同様にザクザク。こういうカレーコロッケって、色だけはしっかりついているけれどカレーの風味はちょっとする程度の物も多いが、こちらのカレー風味の塩梅はちょうどいい。にしても安過ぎるなァ。次は色々なものを大量発注して持ち帰って夕飯兼酒肴にしようかな。(勘定は「カレーコロッケ」¥45/個、「ミンチカツ」¥65/個)

 


 

↓ 折角江南まで来たので「旧・広見湯」(建築詳細不明・)を再訪。存在感の強い看板建築が以前と変わらず残っていてひと安心。建物が連なっているとあまり観ることが出来ない看板建築の正体(裏側・写真5枚目)もパチリ。

 

 

 

↓ こちらも同じ江南市内の現役(のはず)の銭湯「栄温泉」(建築詳細不明)。コロナ禍でなかったらひとっ風呂浴びていくのに…。(※注)

 

 

 

(※注) この後、電話で営業を確認して訪問しました。公称4時からの営業ですが、実際には5時からの営業。女風呂はやっていません。5時50分に着いて入ろうとしたら主人が出てきて「もう終わりやよ。」と暖簾を仕舞われ、入れませんでした(涙)。なんと実質営業時間30分程度。銭湯好きで訪問しようと思っている方はご注意下さい。

 


 

 

藤田精肉店

愛知県江南市古知野町瑞穂75

 

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2 コメント

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寂れた商店街 (ムンドリ)
2020-05-25 19:40:31
こんばんは、ハリーさん。
ここのコロッケ屋さんは、TVでよく紹介されてますよね。よく通るんだけど購入したことがない。いつか買ってみるか。
ここ(江南)の商店街も寂れてるよね、アーケ-ド(五色のテント地)の屋根はビリビリ。また銭湯のある愛栄通り側も人通りがなく所々が空き地に。
昭和の残骸と化した街並みはなんとも悲しい状況だね。行政でなんとかならないものかね~。
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Unknown (ハリー)
2020-05-25 20:10:42
ムンドリさん、こんにちは。

>コロッケ屋さん

もちろん値段ありきなんですが、この令和の時代にこの値段でっていうのが素敵です。
是非、一度くらい心意気を買ってあげて下さい、美味しかったですよ。

>アーケ-ド(五色のテント地)の屋根はビリビリ

いやこれホント、すぐに撤去せいっ!っていう感じですよねー(苦笑)。

>行政でなんとかならないものか

自分は結構こういうものに興味があるので東海地方のこういう場所を色々見ていますが、行政が
手を入れても結局”ギャラリー”とかぐらいにしか活用出来ず、衰退していくんですよね。
ギャラリーなんてほとんど金を生まないですから、金を生むシステムが無いとダメですね…。
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