スティック・メン(Stick Men)の昨年の来日公演のうち、大阪のビルボードライヴ大阪で行われた公演が公式に発売された。とは言ってもメジャー・レーベルではなくインディペンデントな「MoonJune Records」のダウンロード、及び通販のみ。自分が参加したライヴなので、あな嬉しやとネットでCDの購入手続きを進めるも、なぜかアクティヴははずのカードが跳ねられて購入が完了しない。旧人間なのでフィジカルなCDを諦めきれず意気消沈していた。それから1ヵ月程してサイトでもう一度試してみるとあっさりと購入完了。しばらくしてアメリカからCDが届いた。結局何が原因だったんだろう?
手にしたアルバム「UMEDA」(笑)は12曲入り。なので完全収録ではないはず。ライヴ当日はファースト・セットとセカンド・セットがあったが、その記述が無いのでどの曲が実際に自分が観た演奏かは分からない(自分が観たのはセカンド・セット)。それでも昔からこれだけ数多くのライヴを体験していながら、実際に自分の行ったライヴの音源が正式発売されたことはほとんど無かったと思うので嬉しい。
当日の、リラックスした雰囲気の中にも緊張感ある音の洪水が甦る。音源からは小さいハコならではの臨場感や現場での音圧といったものはさすがにあまり感じられないが、明瞭な録音でライヴ当日の記憶が思い出された。超絶技巧のメンバーの演奏はこうして音だけ聴いていると(手元や振る舞いが見えないので)”あ然”とまではいかないが、やっぱりスリー・ピースのバンドとは思えない演奏。クリムゾン(King Crimson)、フリップ翁(Robert Fripp)の曲を織り交ぜて、オリジナル曲の輝きもなかなか。いいライヴだったなァと感慨もひとしお。
ライヴ当日の記事はこちら
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