ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

林屋茶舗 (2) @岐阜県岐阜市

2019年09月30日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

涼しくなって、やっと暑かった夏も終わりかと思っていたら、またまた暑さが戻ってしまった9月のある祝日に岐阜市役所前を通ったら「林屋茶舗」が開いていたので、今年はあまりかき氷を食べていないし、もうそろそろ食べ納めかと寄ってみた。相変わらず雑然とした店内に入ると先客が2組3名。大きい切り株テーブルに腰掛けて忙しそうに立ち回る女将さんに「かき氷」をお願いした。「普通の宇治金時でいい?」「ハイ。」と注文が通る。自分の後には5人ものグループが入ってきたが、もちろん座れる場所も待つ場所も無く、女将さんに「ちょっと…」と言われ、それでもまだ粘っていたがとうとう諦めて帰って行った。この店で5人はね…。

現役で回っている骨董品(たぶん)の黒い扇風機を眼で追っていると、しばらくして「おまちどうさま。」と「宇治金時」が運ばれた。深く濃い緑色の蜜は木の匙にべっとりとひっつくぐらいの粘度。それだけ口に含むとあまりの濃さに苦く感じるほど。相変わらず特異な蜜だ。それを徐々に氷に混ぜて口に含んでいく。次は甘いあずきの部分を多めに混ぜて…。練乳も入っているのでかなり甘く、しっかり氷と混ぜてもまだまだ濃いめの味だ。さすがお茶屋さん。店内が涼しい訳ではないが、氷のおかげで熱かった体も徐々にクールダウン。食後に「冷たいほうじ茶」か「熱い梅昆布茶」が供されるが、この日はほうじ茶にしてもらった。口をさっぱりさせて勘定をお願いする。店の外に”あずきと練乳なしにも出来る”旨の貼紙があった。そうか、次(来年?)はそうしてみよう。(勘定は¥500)

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↓ 新桜町にある黒漆喰壁の風情ある建物(写真1、2枚目・建築詳細不明)。ガラスも昔のままの”おたふく窓”だ。水路を挟んでこちらも素晴らしい「水の音」(写真3枚目・建築詳細不明)。カフェ&ギャラリーの店舗として利用されている。

 

 

↓ 末広町にある日本料理・仕出し料理の「徳広(徳廣)」(建築詳細不明)。雰囲気のある素晴らしい建物。創業70年以上の歴史があるそうだ。店で食事出来るのかな。

 

 


 

林屋茶舗

岐阜県岐阜市神田町1-10-2

 

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