先日(3/3)、TV番組「世界一受けたい授業」で将棋の羽生三冠が出ていました。
テーマは「直感の7割は正しい!先を読む頭脳 - 日々の生活は決断の連続!天才棋士羽生善治先生が、先を読み的確な判断を下すコツを教えます。」
この中で「指運」について語っていました。
指運という言葉があるんですが、どうすればいいか分かっていて指す一手ではなくて、どうしようか訳が分からなくなった時に、手がいいところに行くかどうか。「指運の勝負」とよく言うんですが、将棋には偶然のようなものがすごく大事なのです。最後は運とか気合いとかそういうものが勝ってしまうものなのです。
最後は、直感や自分が持っている確信が持てないものを信じられるかどうかが大事になります。
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囲碁の世界でも将棋と同様に「指運」という感覚はあるようです。
「直感を信じられるかどうか」、これが難問です。
私などザル碁党にとってはまず直感力を鍛えないとダメなんでしょうね。
そのためには詰碁や棋譜並べなど「地道な努力」しか道はないようです。
「地道な努力」、これがまた難問です。
実戦と異なり緊張感はない、すぐ見える達成感もない、ということでネットの実戦(ザル碁)を繰り返している日々です。
いろいろ、向上策を考えてみますが実行にいたりません。
羽生三冠もいっていました。
現代は情報化社会と言われていますが、知識・記憶・計算などは、結構簡単にできるものであったり手に入るものですから、これから先はあまり重要ではないのではないかと思います。
むしろ例えば「何か実際に行動する事」とか「決断をする事」とかの方が大切なのではないでしょうか。