第21回世界選手権富士通杯の2回戦が14日、東京・千代田区の日本棋院で行われた。
6人が残っていた日本勢の対戦成績は1勝5敗で、依田紀基九段だけが勝ち残った。ベスト8の内訳は韓国4、中国3、日本1。
準々決勝は6月7日に中国・北京で行われる予定で、依田九段は韓国の李昌鎬九段 と対戦する。
(産経囲碁Webより抜粋)
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昨年の富士通杯、日本勢は善戦し張栩碁聖、依田九段がベスト4に入りました。しかし準決勝で韓国の李昌鎬、朴永訓に破れ惜しくも優勝を逃しました。(優勝は朴永訓)
今回はベスト8に依田九段のみとはさびしい限りです。囲碁ファンからも日本勢の不振に厳しい意見が飛びかっているようです。
しかしどんな世界でも「栄枯盛衰は世の常」、長い目で地道に囲碁普及に取り組んでいくことが必要ではないでしょうか。
そして勝敗がすべてのゲーム感覚ではなく、伝統文化「棋道」の精神を引き継いでいくのが日本の姿勢だと思っています。