週刊碁に「一碁一語(秋山賢司)」という連載記事があります。第7回は「碁は学問である」。
勝てばいいという態度ではプロはいかん。拾って勝っても意味がないんだ。碁は学問はだから。 梶原武雄(1923~2009)
「碁は勝負を争うゲームなのか、あるいは芸を競う技なのか」。当時はしばしば議論されたそうです。
現代の碁で「芸」という感覚は希薄になっていますね。AIの登場でその傾向はさらに拍車がかかって・・・。
プロにとっては「芸」の精神残っているでしょうが、一般のアマ棋客にとっては無縁でしょうね。
ただ、相手のイージーミスで拾った碁を喜んでいるようでは棋力アップは望めません。
「碁は真理追及の学問」とまでは言わなくても、自分なりの最善手を求める姿勢は大切かと・・・。
これまで 【四字熟語】 を掲載して1年、ネタも乏しくなり打ち止めです。
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