第44期天元戦五番勝負第2局が10月29日に北海道中標津町の「トーヨーグランドホテル」で行われた。結果は山下敬吾九段が井山裕太天元に312手まで白番半目勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を1勝1敗のタイとした。第3局は11月23日に佐賀県鹿島市の「祐徳稲荷神社」で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「剛腕山下、井山を降し反撃開始」 「井山、猛追も届かず・・・」
(週刊碁、見出しより)
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300手を超える大熱戦を制した山下九段、執念の半目勝ちでした。
敗れた井山天元、頭脳と気持がチグハグな感じ・・・。
本局は張栩さんが名人奪取を決めた前の対局で、ニュースとしては前後します。
名人戦、王座戦、天元戦と同時並行の井山さん、 【絶対王者】 に休息はあるのか・・・。
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今回の対局地は北海道中標津町の「トーヨーグランドホテル」。
中標津は「なかしべつ」と読み、北海道東部の酪農が盛んな町とのことです。
山下さんは旭川出身でホームグランド、地元の囲碁ファンは山下勝利に喜んだことでしょう。
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