「週刊碁」に連載の四字熟語、「つるりん(鶴山淳志八段、林漢傑八段)式観る碁のすすめ」
第52回:闘志満々/淡路修三九段
★闘志満々(とうし・まんまん):戦おうとする意欲に満ち溢れている様子。闘争心の旺盛なこと。
りん:なにせ淡路九段はロッキー(「ロッキー」の異名はボクシング映画の最高峰『ロッキー』由来)だからね。
つる:先生のパンチって、ガードしててもガツンとくるんだよね。
りん:それにしても、若々しい先生だよね。73歳だったっけ? 闘志を前面に出す棋風もだけど実力も健在。
第53回:質実剛健/酒井佑規三段
★質実剛健(しつじつ・ごうけん):飾り気がなく力強くしっかりしている。真面目で素朴、充実感にあふれ、たくましいこと。
つる:総合格闘技のようなドキドキ感、自らが傷つくことを恐れない勇敢さ、間違いなく酒井三段ですね。
りん:酒井くんの迫力って保身が一切ないところだよね。いつでも相打ち覚悟で挑んでくるっていうのかな。
つる:素朴で粗削りな感じがするけど、とにかくものすごいパワーを感じる。
(週刊碁より抜粋)
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淡路九段で思い浮かぶのは、アマチュア指導の一面でしょうか。
著書の「発想を変える淡路語録」を、20年ほど前に買ったのを思い出しました。
100項目ほどの語録で最初が「碁は攻め九分、守り一分で」。「闘志満々」の面目躍如ですね。
酒井三段の認知度はイマイチでしたが、新人王戦決勝に進出、相手は本因坊リーグを決めた大竹優七段。真逆の棋風対戦ですが、個性を出してほしいですね。
粗削りな一面は大器の予感が・・・。
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