31歳以上60歳以下で優勝経験が無い棋士による棋戦、 第5回SGW杯中庸戦本戦が、 10月29日(土)に東京都千代田区「日本棋院東京本院」で開幕した。本戦は16名によるスイス方式4回戦(1日2対局、2日間)で順位を決定する。
2日目の10月30日(日)は4回戦が行われ、3戦全勝同士の優勝決定戦は鶴山淳志八段と安斎伸彰八段の対戦となり、白番の鶴山が中押し勝ちをおさめ優勝となった。
・1位:鶴山淳志八段
・2位:安斎伸彰八段
・3位:三村智保九段
・4安:村松大樹六段
(日本棋院HPより抜粋)
「鶴山 ついに花開く」 「安斎は1歩およばず」
(週刊碁見出しより)
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5期全て本戦出場の中庸戦男・鶴山八段、一時劣勢となるが再逆転の勝利でした。
準優勝の安斎八段、終盤のミスで勝利が手中をすり抜けた。
第1期中庸杯の優勝者は「つるりんコンビ」の林漢傑八段、相方の優勝は嬉しいでしょうね。
「中庸:かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること」。
日本人が好きな言葉でしょうね。
囲碁の戦略も調和(バランス)が大切ですね。
攻めと守りが片寄っていては勝てません。分かっちゃいるけど、ムズなところで・・・。
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