◎一騎当千/井山裕太棋聖
「週刊碁」に連載の「つるりん式観る碁のすすめ」四字熟語編㉓。今回は農心杯世界囲碁最強戦第3ラウンド直前スペシャル③。
日本チームを牽引する井山裕太棋聖に合う四字熟語を考えます。
りん:前に「深奥幽玄」で井山棋聖を取り上げたけど、もう一度・・・。
つる:第2ラウンドの4連勝を彷彿させるのがいいよね。
りん:第2ラウンドの井山さんは、とにかく神ってたよね。
つる:まさに一騎当千・・・。
★一騎当千(いっきとうせん):一人の騎兵で千人もの敵を相手にできる意から。群を抜いた勇者のたとえ。
◎唯我独尊/柯潔九段(中国)
「週刊碁」に連載の「つるりん式観る碁のすすめ」四字熟語編㉒。農心杯世界囲碁最強戦第3ラウンド直前スペシャル②。
中国の柯潔九段に合う四字熟語を考えます。
りん:柯潔九段ってさあ、すごいよね。いや、強さはもちろんなんだけど、キャラクターも。
つる:最初の頃は態度が悪いとか、ビッグマウスだとか、叩かれていたけど・・・。
りん:これだけ圧倒的なナンバー1だと誰も何も言えないよね。
つる:「私はナンバー1だ」って言い切って、本当にナンバー1であり続けるってすごいことだし、めちゃくちゃ魅力的。そんな柯潔九段に合う四字熟語・・・。「唯我独尊」でどうでしょう。
★唯我独尊(ゆいがどくそん):「天上天下唯我独尊」の略。「唯我」はただ自分のみ、「独尊」は自分だけが一人尊いということ。
◎正確無比/申眞諝九段(韓国)
「週刊碁」に連載の「つるりん式観る碁のすすめ」四字熟語編㉑。農心杯世界囲碁最強戦第3ラウンド直前スペシャル①。
韓国の申眞諝九段に合う四字熟語を考えます。
つる:申九段ってどんなイメージ?
りん:申工知能。
つる:あまりのAI一致率の高さからそう呼ばれてるよね。
りん:当てはまる四字熟語はいっぱいあるけど・・・、あえていうなら「正確無比」かな。
つる:正確無比な申工知能・・・。とんでもない強敵だなあ。
★正確無比(せいかくむひ):このうえなく正確であるさま。比べるものがないほど正確であるということ。
(週刊碁より抜粋)
○ ● ○
農心杯世界囲碁最強戦第3ラウンド(2/21~)を控え、日中韓代表選手の四字熟語を考える企画でした。
日本は井山さん一人が長期にわたりトップで奮闘していますが、中韓はトップが次々と変わっていきます。
選手層の厚さで遅れる日本、令和三羽烏や十代棋士は中韓に比べ厳しさがイマイチか・・・。
○ ● ○
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます