第68期本因坊戦七番勝負第7局が7月17日、18日に神奈川県秦野市で行われた。結果は黒番の井山本因坊が高尾九段に4目半勝ちをおさめ、シリーズ成績4勝3敗でタイトル防衛となった。
井山は本因坊2連覇となり、棋聖・天元・王座・碁聖とあわせて5冠を堅持した。高尾九段の6年ぶりの本因坊獲得は成らなかった。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山 4-3で初防衛・5冠死守、渾身の読みでヨセ勝つ」 「高尾、復位ならず」
(週刊碁見出しより抜粋)
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井山本因坊が激闘を制し防衛を果たしました。第7局は高尾九段の優勢な局面もあったようですが、井山本因坊の積極策が勝利を呼び込んだようです。
フルセットに持ち込んだ高尾九段、あと一歩及ばなかったようです。最終局は慎重過ぎたかも・・・
井山本因坊の「迷ったときは常に前向き」という姿勢、何事にも言えそうですね。
最終局は「囲碁カーニバル」でも解説会がありました。解説を聴いてナルホドと思うのですが、棋力アップにつながらないところが悔しいですね。
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今回の対局地は神奈川県秦野市の鶴巻温泉「元湯陣屋」。数多くの囲碁、将棋の名勝負が繰り広げられた宿です。
秦野市は丹沢山系の麓に位置し、20代の頃に塔ノ岳、丹沢山、蛭ケ岳などの山に登りました。冬場の単独行もありました。丹沢から眺める富士山も格別でしたね。
「富士山」が世界遺産に登録され、登山者も一気に増えたとTVなどで伝えています。
ただ、当時の登山愛好家からは「富士山は見る山で、登る山ではない」という説がありました。
私もそうかなと思い登ることはありませんでした。今思うと一度は登っておけばと思っています。
これから登るにはチト体力が・・・
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