朝日新聞の囲碁欄(名人戦棋譜)、今週は「挑戦者決定リーグ戦、許家元十段(黒)VS 本木克弥八段(白)」。観戦棋士は寺山怜六段。
白は各所に地があり、いわば現金を大量に持っている。この価値はさほど変動しない。
対して黒は厚みと模様で対抗する。こちらは株を大量にもっているようなもので、今後の展開でその価値は大きく変わる。
株の長期投資と同じように、碁の厚みも長期に生かすのが良い。早めに回収しようと焦って動くとろくなことはない。
(朝日新聞囲碁欄より抜粋)
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記事の中で「厚み(株)と地(現金)」という表現が面白かったですね。
囲碁の参考書を見ると、厚みを重視した内容が多いような気がします。
ザル碁党もプロ気取りに厚みを築くのですが、回収できずにジリ貧となります。
また、地の遅れを我慢できず、単騎突入も反撃に遭いボロボロに・・・。
投資と現金のバランスはムズなところで・・・。
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