天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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映画「散り椿」

2018-11-10 21:00:00 | 映画

・作品名:「散り椿」
・原作:葉室麟 ・監督:木村大作 ・音楽:加古隆
・出演:岡田准一、西島秀俊、黒木華、池松壮亮、麻生久美子、他
・あらすじ
享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛(岡田准一)。追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠(麻生久美子)は、死の床で最期の願いを新兵衛に託す。
それは、新兵衛のかつての友にしてライバルであり、藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物・榊原采女(西島秀俊)を助けてほしいというものだった・・・。

     ○ ● ○

10日ほど前、映画「散り椿」を観てきました。観客は意外に少なかったですね。

監督・木村大作の作品「劔岳 点の記」「春を背負って」は偶然なのか観ています。この作品も全編オールロケということで「美しい自然」の映像に惹かれます。加古隆の 【清麗高雅】 な音楽も映像を引き立たせていますね。

主演の岡田准一、いつのまにかアイドルから時代劇スターになっていました。
西島秀俊は、まだ時代劇の顔になっていないような・・・。
時代劇では悪役も重要な役回りとなります。この作品では城代家老(奥田瑛二)が黒幕、不気味な雰囲気がありました。

観客は主人公の生き方に共感するでしょうが、現代社会に通じるかはムズなところで・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2017-11-10):関東高校囲碁/群馬県予選会2017

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たそがれ世代の4人旅(2018秋/北陸・信州)

2018-11-08 21:00:00 | 旅行記

先日(11/5~6)、高校時代の友人4人で北陸・信州方面へ一泊旅行に行ってきました。

金沢駅に集合し近江町市場で昼食、観光客で賑わっていました。ただ、クレ-マーのような客がいて気分はドーモ・・・。
次の目的地、「白山白川郷ホワイトロード」の紅葉はすばらしかったですね。 【紅葉前線】 真っ盛り、思わず歓声が・・・。

宿泊は五箇山の合掌造り風の民宿。世界遺産の合掌造りの宿と思い込んでいたのでやや・・・。

2日目は雨模様。 「世界遺産・五箇山菅沼合掌造り集落」を見学。エレベーターで集落に向かうのですが、遺産と文明の落差に・・・。

天気はイマイチ、関東方面に帰る都合もあり一路松本へ。松本城を一目見てお昼は「信州そば」、旨かった・・・。

たそがれ世代の話題は健康、家族、日常の行動など‥。各人がそれなりのポリシーを持って暮らしているようです。
次に会う時まで、どんな景色を見ながら生きていくのか・・・。


近江町市場


白山白川郷ホワイトロード


五箇山合掌造り集落


松本城

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1年前の記事(2017-11-08):群馬県【第4回小中学生囲碁団体戦】

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第44期天元戦第2局/山下がタイに戻す

2018-11-06 21:30:00 | プロ棋戦

第44期天元戦五番勝負第2局が10月29日に北海道中標津町の「トーヨーグランドホテル」で行われた。結果は山下敬吾九段が井山裕太天元に312手まで白番半目勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を1勝1敗のタイとした。第3局は11月23日に佐賀県鹿島市の「祐徳稲荷神社」で行われる。
    (日本棋院HPより抜粋)

「剛腕山下、井山を降し反撃開始」  「井山、猛追も届かず・・・」
    (週刊碁、見出しより)

     ○ ● ○

300手を超える大熱戦を制した山下九段、執念の半目勝ちでした。
敗れた井山天元、頭脳と気持がチグハグな感じ・・・。

本局は張栩さんが名人奪取を決めた前の対局で、ニュースとしては前後します。
名人戦、王座戦、天元戦と同時並行の井山さん、 【絶対王者】 に休息はあるのか・・・。

     ○ ● ○

今回の対局地は北海道中標津町の「トーヨーグランドホテル」。
中標津は「なかしべつ」と読み、北海道東部の酪農が盛んな町とのことです。
山下さんは旭川出身でホームグランド、地元の囲碁ファンは山下勝利に喜んだことでしょう。

     ○ ● ○

1年前の記事(2017-11-06):将棋竜王戦/前橋の臨江閣で対局

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第43期名人戦第7局/張がタイトル奪取

2018-11-04 21:00:00 | プロ棋戦

第43期名人戦七番勝負第7局が、11月1、2日に静岡県河津町「今井荘」で行われた。結果は張が白番4目半勝ちをおさめ、フルセットの末にタイトルを奪取。張栩九段はこれで10期ぶりの名人獲得。通算5期となる。
     (日本棋院HPより抜粋)

「張栩奪取、カド番から3連勝」 「井山敗れ5冠に後退」
     (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

10期ぶりの名人復位を果たした張栩名人。最終第7局は終盤での逆転勝利、勝負強さが光りました。
敗れた井山5冠、時間に追われてのミスか・・・。

本シリーズ、張さんは以前の先行逃げ切りから、厚みでも対抗できる棋風に変わってきているようです。
井山さんは過密日程による判断ミス、時間配分などが敗因か・・・。

戦前の予想では井山さん優位が多かったと思われますが、張さんの 【気力充実】 が上回ったように思います。

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1年前の記事(2017-11-04):NHK朝ドラ/わろてんか

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関東高校囲碁/群馬県予選会2018

2018-11-02 21:00:00 | 囲碁群馬

第34回関東地区高校囲碁選手権大会の県予選会個人戦が10月28日、藤岡市の藤岡中央高で開かれ、男子15人、女子4人が腕を競った。男子は松永有さん(前橋2年)、女子は小鮒林音さん(前橋女2年)がそれぞれ連覇した。優勝者を含む男女計8人が来年1月13、14日に山梨県で開催される関東大会に出場する。
10月21日には団体戦が開かれ、男子は優勝した前橋、準優勝の富岡が、女子は優勝した前橋女、準優勝の高崎商大附の4チームが関東大会に進む。
    (上毛新聞より抜粋)

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個人戦の参加者は男女合わせて19名、団体戦は男女で6チーム(18名)と本県の高校囲碁界は手薄な状況です。
小中学生の囲碁大会では200名近くの参加があるのに、小学生→中学生→高校生と 【減少傾向】

囲碁への価値観が薄れていくようで関係者としては寂しいですね。
教育関係者、保護者に囲碁の良さを理解してもらえるようなPR活動も必要か・・・。

上毛新聞

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1年前の記事(2017-11-02):囲碁教室と囲碁道場

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