天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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碓氷峠鉄道文化むら

2019-04-09 21:00:00 | 旅行記

先日。孫の付き添いで「碓氷峠鉄道文化むら」を訪れました。
春休みの思い出作りということになりますか・・・。
平日でそれほど混雑もなかったのですが、結構歩いて疲れましたね。

「碓氷峠鉄道文化むら」は長野新幹線の開通で横川-軽井沢間が廃線になり、横川駅周辺をテーマパークにしたようです。
鉄オタくんには魅力でしょうが、子どもが遊ぶ施設としては、やや中途半端な感じもしますね。

昼食&温泉はトロッコ列車終点にある日帰りの温泉施設「峠の湯」。入館者も少なく快適でしたが、経営面は大丈夫でしょうか・・・?

一時期、小諸に赴任していたこともあり信越線は度々利用していました。
展示されていた特急「あさま」の車両を見て、懐かしい景色が浮かんできましたね。


展示:特急あさま


トロッコ列車

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1年前の記事(2018-04-09):2017年グランドチャンピオン戦決勝/井山が頂点!

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囲碁界の一番長い日/本因坊戦リーグ最終戦

2019-04-07 21:00:00 | プロ棋戦

第74期本因坊戦リーグ最終一斉対局が、4月5日に東京本院で行われた。 5勝1敗の羽根直樹九段と、4勝2敗で追う河野臨九段、一力遼八段、芝野虎丸七段が挑戦権に絡んでいたが、羽根と一力が敗れ、 河野と芝野が勝利。結果、羽根、河野、芝野の3人が5勝2敗で並び、挑戦者争いの行方はプレーオフにもつれ込んだ。
プレーオフの組合せはリーグ序列に基づき、第1戦は4月8日に序列5位の羽根と河野が対戦し、勝者が第2戦で4月10日に序列3位の芝野と対戦し、 第2戦の勝者が挑戦者となる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「三者並んだ、芝野、羽根、河野でプレーオフ」
   (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

羽根九段が5勝1敗でリーグトップを走っていたのですが最終戦で山下九段に敗れ、三者のプレーオフになりました。
プレーオフはシードの芝野七段が有利と思いますが、結果はどうなるか?
リーグ陥落は4人ですが4勝3敗の余八段、一力八段は無念でしょうね。

週刊碁の見出しに「囲碁界の一番長い日」とありましたが、認知度はイマイチですね。
「将棋界の一番長い日」は、テレビのニュースに登場するなど話題性があります。
囲碁も将棋界に負けない話題を提供しないと・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2018-04-07):NHK囲碁講座「もう接近戦は怖くない!」

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平成碁界回想/週刊碁

2019-04-05 21:00:00 | 囲碁

昭和のスター燦々
「平成」も残すところあとひと月と少し。5月1日には新元号へと移行 することになる。そこで本紙では、10回と駆け足になるが、平成の碁界30 年をぷり返ってみることにした。

■平成元年初頭の7大タイトル保持者
 ☆棋聖 小林光一
 ☆名人 小林光一
 ☆本因坊 武宮正樹
 ☆十段 趙治勲
 ☆天元 趙治勲
 ☆王座 加藤正夫
 ☆碁聖 小林光一

■昭和・平成期7大タイトル獲得数ベスト3
 ☆1位:井山裕太:44
 ☆2位:趙 治勲:42
 ☆3位:小林光一:35
   (週刊碁4月1日号より抜粋)

 

     ○ ● ○

平成元年のタイトル者はすべて木谷一門。今では寝食をともにする内弟子制度は少なくなっているようですが、世界戦で苦境に立つ日本勢としては 参考になるシステムかもしれませんね。

それにしても井山さんの最多タイトルは凄いですね。ただ、挑戦者の踏ん張りがイマイチか・・。

新元号は「令和」ですか、元号選定の関係者は大変だったでしょうね。 ただ、決まるに当たっての大騒ぎはドーモ・・・?

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1年前の記事(2018-04-05):追悼・浅見光彦&内田康夫さん

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第57期十段戦第2局/村川が勝ち1勝1敗に

2019-04-03 21:00:00 | プロ棋戦

第57期十段戦五番勝負第2局が、3月29日(金)に東京都千代田区の「日本棋院東京本院」で行われた。 結果は、村川大介八段が白番中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を1勝1敗とした。 第3局は、4月11日に長野県大町市「くろよんロイヤルホテル」で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「村川返した、冷静な判断が勝着」 「井山、押し切られる・・・」
   (週刊碁見出しより)

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難解な一戦を制した村川八段、苦しい局面も気持ちの切り替えが良かったようです。
敗れた井山五冠、終盤の乱れが不本意・・・。

村川八段はここまで、対井山戦3勝18敗で現在13連敗中。待望の1勝で流れは変わるかも・・・。
井山五冠は昨秋の名人戦から王座戦、天元戦、棋聖戦といずれもフルセット、世界戦も加わり疲労困憊・・・。

疲れていると集中力が低下して、対戦成績も低迷するのが定石ですね。
ただ、「体調万全=好成績」という公式が成り立たないのがムズなところで・・・。

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1年前の記事(2018-04-03):囲碁書籍「サルスベリがとまらない

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第66回NHK杯・決勝/一力が初優勝!

2019-04-01 21:00:00 | プロ棋戦

第66回NHK杯テレビ囲碁トーナメント戦の決勝戦が3月24日(日)にNHK Eテレで放送された。 結果は、一力遼八段が井山裕太NHK杯に白番中押し勝ちをおさめ優勝を決めた。
一力はNHK杯初優勝。井山の3連覇はならなかった。
なお、一力と井山は第31回テレビ囲碁アジア選手権の出場資格を獲得した。

   (日本棋院HPより抜粋)

「一力登頂、井山を乗り越え初V」 「井山、チャンスを生かせず・・・」
   (週刊碁見出しより)

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初優勝の一力さん、積極的な攻めの姿勢が勝利を引き寄せたようです。
準優勝の井山さん、表情がイマイチ冴えないようで・・・。

解説は趙治勲さん。AIの思考などマジメな話と、笑いを誘う話術の上手さは囲碁界随一ですね。
楽しくシチョウ(視聴)させてもらいました。

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1年前の記事(2018-04-01):第12回春蘭杯/本木敗れ、日本勢敗退

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