こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

初冬の一日 のんびり、まったり。

2011年12月04日 | 日々思うこと、考えること
おとといからあった頭痛とのどの痛みと鼻汁、増悪の一途をたどり、学会の気疲れも合わさって、今日はダウン。一年一年、体力も気力も老いていくのを実感する。

昨日までの雨も嘘のように晴れ渡り、小春日和となった。期末試験前の子供たちは、試験勉強をするということで、別々に同じ図書館へ出かけて行った。

初冬の日差しの中、テラスで妻がクリスマスのリースを作っている横で、ぼんやりしていると、風邪も今日一日で治ってくれそうな気がする。

近所の子供がナイトを訪ねて来て、ひとしきり遊んで帰っていった。

あっという間に、時間が過ぎていく。
今日のようないい天気だと、鎌倉への人出も相当なものだろうが、街中へ出る気は起きない。

こんきも に入れてくれたコメントのお返事もやっと出せた。
いくつになっても悩んでいる、中年オヤジにお付き合いいただける人がいて、私は幸せだと思う。ネットを介して、隣の人よりも、顔を見たこともない、遠くの人とのつながりが生まれている。ときどき、いやなこともあるが、だいたいは好意的だ。

今日は、これ以上いろいろ考えるのはよそう。
オンコール当番でもないので、病院からの呼び出しもたぶんない。

たまっている原稿を書いて、読まなくちゃいけない論文読んで勉強して、仕事のメール整理して、やることは山ほどあるのだが…今日はもう、どうしようもない。
読むなら医学とは関係のない本(「ぼんやりの時間」岩波新書)にする。

久しぶりのスローライフ。

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ぼんやりの時間 (岩波新書)
辰濃 和男
岩波書店