こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

読書は知性の出発点・・・2011年12月の読書記録

2012年01月02日 | 読書、映画、音楽、美術
先月もなかなか本が読めなかった。
原因の一つは、このブログ。最近、ブログの記事を書くことに気がいってしまい、通勤時間中、読書はおろか、仕事関係の論文読みもおろそかになっている。

自分でブログを書いたり、他人のブログを読んだりしていて、強く思うのは、「ブログを情報発信源とする」のは容易ではないということ。人に読んでいただくブログは、筆者の知性、感性があるべきものであり、ただの文章上手、写真上手、編集上手は、ひとり言、ドグマの垂れ流しに過ぎない。

私のブログ、ネタ切れ感を強く感じるようになってきた。良い小説や評論、論文を読んで、その向こうにある知性を仕入れることで、この こんきも ももっと良いブログになっていく。
もっと、いろんな文章にふれて、もっと私の知性を磨いていきたい。

読書は知性の出発点。
初詣の帰り、さっそく本を2冊買った。
今年も少しでも多くの良書、論文に出会いたいものだ。
12月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:698ページナイス数:22ナイス人生がときめく片づけの魔法人生がときめく片づけの魔法こんまりさんの先輩という人から紹介されて読んだ。私の妻はなかなかの片づけ上手なのだが、いまいちだった。それは、順番だったということがわかって、目からうろこが落ちる思いがした。 でも、職場の片づけは”全捨て”とはいかなかった。何でもかんでも捨てていたら、途中で怖くなって、一気にはいきませんでした。読了日:12月24日 著者:近藤 麻理恵
ぼんやりの時間 (岩波新書)ぼんやりの時間 (岩波新書)そりゃあ、まあ、一流のジャーナリストとして駆け抜け、悠々自適の今だからこそおっしゃれるお言葉。頭を休める暇の無い現役世代として救いを求めて読んだが、全く役にたたず。そりゃあそうですよ、でもね、どうすればボンヤリできるのか?子供の頃のように、口ぽかんでぼんやりするのは、もう無理ですかね?それに、ボンヤリというよりは、「思索の時間」という感じもするし。私もそういう老後を送るには、いろいろな意味で、ボンヤリしていてはダメなようですね。ガックリ。読了日:12月22日 著者:辰濃 和男
若者殺しの時代 (講談社現代新書)若者殺しの時代 (講談社現代新書)昭和30年代後半生まれの私たちこそが団塊の作ったシステムに乗らされた被害者世代と思っていたけど、それを存続維持したという点では同罪か。今の若い人を見ると私たちが居座っていて辛い思いをさせてしまっているようにも感じさせられるのもつらい。でも、この先さすがの団塊世代もよる年波には勝てず社会の表舞台からは消えていく。そこがチャンスかと思うが、彼彼女らの老後を支えるのも食い物にされた私達以後の世代。読了日:12月04日 著者:堀井 憲一郎

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