こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

袖触れ合うも他生の縁

2012年01月04日 | 通勤・交通・旅行

ほぼ一週間ぶりに横須賀線に乗った。

正月休み、みなさんどう過ごしたのかな、と考える。
私は、大そうじ、年賀状、(ちょこっと)仕事、犬の散歩、初詣で、お年始、原稿書き等だった。でも、人様の休みの過ごし方なんて、国内外への旅行から寝正月、仕事詰め、正月など全く関係なく過ごす、等々・・・。わかるわけが無い。

でも、皆さん思い思いに正月休みを過ごされたものの、仕事始めの今日、ちょっと空き気味の横須賀線に私と一緒に乗っている。だいたいは、同じメンバー。明日になったら、学生さんを除けばほぼ出揃うだろうか。

袖触れ合うも他生の縁。ここでご一緒するのも、何かの巡り会わせ。そう思って、同乗者の顔を(チラッと)ながめてみる。

不意の事故、災害にあったら、ここにいる人たちと力を合わせて問題に対処しないといけない。これは、決して荒唐無稽な話ではない。地下鉄サリン事件にしても、先の大震災にしても、災厄はいつ襲ってくるか、わかりはしない。
通勤電車でなくても、たまに通勤で使う自動車にしてもそう、高速道路上で何かあったら、やはり助け合わなくてはならない。

そんなことをぼんやり考えながら歩き、途中の八幡さまで、今年一年の通勤の無事を祈って手を合わせた。


今年も嫌なことがあるかもしれないが、その嫌な相手でも、いざとなったら助け合わなくてはいけない。
そう思えば、通勤も、少しはおだやかな気持ちで乗り切れるだろう。

それにしても、今年の冬は寒いです。
マルチーズのコロもどうやら風邪をひいたようで、毛布にくるまったままです。

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