こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

それぞれの母の日

2013年05月12日 | 家族のこと
先日亡くなった友人の葬儀があった。
遺されたご家族がお気の毒であった。棺に蓋をする時の息子の名を呼ぶお母様の声がなにより耳に残った。
今日は、母の日、彼も元気だったら、育ててくれたお礼をするつもりだっただろうか。
あらためて、彼のご冥福をお祈りする。

年賀状のやり取りだけになっている、旧友とも再会でき、話すことができた。
二人の友人は認知症になったお母さんの世話の話をしていた。彼女たちがまだ若く、文化祭で、PTAでお団子を売っておられた頃のことを思い出し、つらい気持ちになった。

友人を見送った後、その足で、母の日のプレゼントを探しに都心に向かった。

デパートの屋上の園芸コーナーで、バラの展示をしているはずだからそこで待っていてくれという妻の指示に従って、バラをあれこれ眺めていた。
爽やかな、いい天気だった。

祖母の本命日が偶然母の日である今日ということで、千葉の霊園まで義母を連れて墓参をしてきた妻と合流した。義母と三人で母の日にと昼食をしたら、ずいぶん、喜んでくれた。
昼食後、都内の友人に会いに行くという義母と別れ、妻と一緒に母にプレゼントを買った。

妻が「いいなと思っても、なかなか自分では買えないもの」ということで、
ジャンピングティーポッドとティーウォーマーをあわせて買った。

実家まで届けたら、さっそくお茶を入れてくれた。
父も家にいて、二人で喜んでくれた。
今日が母の日とわかるのだろうか、も横にいた。
今年も元気な母に感謝の気持ちを伝えることができた。幸せなことなのだろうと思う。

我が家に帰ったら、娘が妻のためにケーキを焼いてくれていた。
息子は、夕食の準備してくれていた。

昨日の学会で、講演をしていた米国の先生は、今日が母の日ということで昨日のうちに帰国されるとのことで、講演時間を繰り上げた(結局、そのセッションの最後までおられたが)。お年を召した先生だったが、ご母堂はお元気ということか。無事、よいお祝いができたであろう。

それぞれの、母の日。

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