鎌倉警察前の信号、走れば渡れそうだったが、一つ待つことにした。
一日4時間近くという膨大な時間を通勤に費やしていることを考えれば、信号待ちの1、2分など、律速段階である電車に乗り遅れなければどうということは無い。
立ち止まってみるだけで、いろいろなことを思う。
もっとも、大事なことは、「立ち止まる」という行為そのものへの思いだ。
「立ち止まる」、という行為には、「物理的に歩くのを止める」以外にどのような意味があるだろうか。
止まっている、ということはすなわち、自分の時間が止まっているということだが、周囲は動いている。
横断歩道のたもとで、鶴岡八幡宮の方を見て、駅を見て、海の方を見る。
目の前を猛スピードで車が横切り、後ろから来たバスに追い越される。
自分という存在が意識だけになって、そこにあった。
信号が変わって、電車を待つ列に並ぶために、足早に歩きだすと、立ち止まったことすら忘れてしまう。
時間が動き始める。
自分が立ち止まろうが、そうでなかろうが、世界にどれほどの変化があるか。
おそらく、無い。
それでも、世界は同時に進行しているということを思い出した。
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一日4時間近くという膨大な時間を通勤に費やしていることを考えれば、信号待ちの1、2分など、律速段階である電車に乗り遅れなければどうということは無い。
立ち止まってみるだけで、いろいろなことを思う。
もっとも、大事なことは、「立ち止まる」という行為そのものへの思いだ。
「立ち止まる」、という行為には、「物理的に歩くのを止める」以外にどのような意味があるだろうか。
止まっている、ということはすなわち、自分の時間が止まっているということだが、周囲は動いている。
横断歩道のたもとで、鶴岡八幡宮の方を見て、駅を見て、海の方を見る。
目の前を猛スピードで車が横切り、後ろから来たバスに追い越される。
自分という存在が意識だけになって、そこにあった。
信号が変わって、電車を待つ列に並ぶために、足早に歩きだすと、立ち止まったことすら忘れてしまう。
時間が動き始める。
自分が立ち止まろうが、そうでなかろうが、世界にどれほどの変化があるか。
おそらく、無い。
それでも、世界は同時に進行しているということを思い出した。
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