こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

とても難しいことだけど、変わることにする

2013年05月09日 | 生き方について考える
この半月で学生時代の友人二人が亡くなった。
一人は、学生時代のつきあいはさほど無かったが、年賀状のやり取りはしていた。会えば世間話をしたし、一緒に飲んだこともあったが、私の生き方にそれほど影響は無かったように思う。
だけど、思い出はそれなりに多くあるし、彼の生き方をふと思い出すことはあった。

もう一人は、つい先日亡くなった友人だ。学生時代、仲が悪いというわけではないが、生き方に対して考え方が私とずいぶん違っていた。そして、彼からはずいぶん生き方に影響を受けた。その内容など、もうどうでもいい。
おそらく、私も彼の生き方に多少は影響を与えただろうと思う。
それは、ことあるごとに私に突っかかっていたことを思い出せば、明らかだ。
社会人として立派になった頃には、私のことなど克服して生きていただろうと思うし、そうであって欲しい。

関わりの度合いに多少はあったが、私は彼らから何かを与えられたし、私も少しは与えた。

不肖コロ健、生まれてきて、彼らにかぎらず誰かと出会うたびに何らかの影響を与えてきたのだろう。
直接会わないでも、ブログのようなこれまでに無かった情報伝達手段が現れ、新しい形での人との関わりも生まれ、そこで関わる人にも何かしら与えているに違いない。

そろそろ、自分のことを肯定的に捉えたらどうかと思う。
どのような形でもいいから、私はいるだけで、周囲の人に何かを与えているのだし、こんきもを通しても誰かに何かを与えている。

人間、突き詰めていえば自己の存在を否定することはできない。
言い方を変えれば、自己の存在は肯定されなければいけない。

これまで自分は自己肯定感が乏しいと思ってきたが、生きていくということは、自分を肯定しているからこそできる。
だから、自分が周囲の人と関わるときには、その度合いの程度によらず、自分を肯定的に捉えた上でなくてはいけない。

私にとっては難しいことだけど、亡くなった友人達が残してくれたものと思って、そう変わりたい。



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