こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

あかね色の空と蛍

2013年05月31日 | 日々思うこと、考えること

先週来の風邪はますます増悪し、頭が割れんばかりになってきた。
風邪には仕事を休むのが一番なのだが、昨晩のうちに病理解剖の予約が入っており、レジデントに手技を教えるためにどうしても休めず出勤した。
どうしようもなくつらくなったので、隣りのデスクの内科の先生に診てもらった。
「(コロ健)先生、ここまで放っておいたでしょう?」と、ズバリいわれてしまった。
ちょっとこじらせてしまったようで、少し長引きそうだ。

薬は出してもらったが、病理解剖の前に飲むわけにもいかないので、そのまま入った。剖検の間は集中してできたが、終わったらまた頭が痛くなった。
昼食をとり、やっと薬を飲んだ。

鎮痛剤のおかげで、しばらくして、頭痛は収まり、結局1日仕事をすることができた。
来週の病理学会の準備が滞っているが、今日のところは早めに仕事を切り上げて早めに寝ることにした。

早めに病院を出たら、まだ明るくて久しぶりにあかね色の空を見ることができた。
だが、駅に着いたら、あんまり人が多くて驚いてしまった。

鎌倉に帰ったら妻がナイトと駅まで迎えに来てくれていた。
例年より早く飛び始めた蛍を見るのにきたということで、少し遠回りして帰った。蛍は午後9時を過ぎるといなくなる。それにも間に合った。

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ