私にとっての2019年1月26日という日は特別なイベントもなく淡々と過ぎていく、たぶんそんななんでもない土曜日になるだろう。
実際、出勤して、淡々と仕事をしていた。計算外だったのは、難症例に当ってしまい、ほぼ半日をその症例の診断に取られてしまって、予定していた論文の査読と、原稿書きいう予定がダメになったということか。
でも、それだけかな、と思う。出勤の時、鎌倉駅の駅舎にかかる月を見ることができて嬉しかった。あの時ハッとした思いはなんでもなかったのか。
駅で降りた時、なにかの説明会の案内の紙片を持って階段を下りて行く人がいた。今日、私の知らないところでたくさんの出会いがある。とても素敵な経験をする人が数知れずいるに違いない。どんな日も時にもなんでもない、なんてことは実はない。
たまには、仕事のことを忘れて本を読もうと思い、帰りに本を買った。これも、素敵な出会いの一つといえるだろう。
それに、今日が人生最後の日かも知れない、そうしたら今日という日がもっと大切な日になる。
そんなものだ。
少しでも多くの人が幸せに過ごせますように