ニュースを見ていたら、「様子を見に(街まで)でてきた」とインタビューに応えているおじさんがいた。こういう人、要するに単なる野次馬が感染拡大の一翼を担っているんじゃないか、と思った。不要不急の外出は控えるようにと言われている現在、そういうことは、この際マスコミに任せておけばいい。
そうはいっても私はどうか。ラッシュアワーに片道1時間半あまりかけて通勤しているが、これは感染拡大を助長する行為ではないかと後ろめたい気持ちになる。学生が臨時休校で満員電車から消えたとはいっても、朝晩の通勤電車は混んでいる。せめて時差通勤ができたらいいのだが、それもなかなか難しい。
不要不急といっても、何が不要で、何が不急なのかがよくわからなくなる。今朝だって、雨の中自転車で走っている80歳ぐらいの男の人がいた。なにをしにどこへいくのか、私には想像がつかないが、そのおじさんにとっては重要なことに違いない。
冒頭のおじさんだって、街の様子を見るということが彼にとってはとても大事なことで、家でじっとしているようでは居ても立っても居られなくなり出てきてしまったのだろう。ご本人はそれが不要なことだなんて微塵も思っていない。
今日は一日寒かった