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こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

休日というブログ書きを妨げるありがたい時間のジレンマ

2022年05月01日 | 日々思うこと、考えること
 今年59歳になろうというアラ還にとって毎日の通勤が往復4時間近くというのはそれなりに辛い。通勤から解放されるという意味で休暇というのは仕事そのものを堂々と休むことができるので嬉しい。都内から鎌倉に移り住んで25年余り、少なくとも鎌倉品川間の50分近くをじっと座って過ごすという生活を続け、ある時からその時間の一部をブログ書きに充てるようになっていた。だが、この有難い休日にはその時間がない。

 休日にブログを書くとなると、家族との団欒の時間の合間にチャチャっと書くことになる、ほんとうにチャチャっとで、推敲も不十分なままアップしてしまうこともしばしばだ。それができない場合は、夕食後となるが、これだと少々酔っているので昨晩のように同じことの繰り返しを書いたり、寝落ちしたりとかでうまく書くことができない。
 そんなわけで、今日も休みでなおかつ家族と外食をしてきたので、少し酔っていて、眠い。このエントリーもだんだん何を書いているのか覚束なくなりつつある。尻からトンボとなりつつあるが、今夜も寝落ちでは失礼なので、この辺で。
 
 明日は連休の中日、仕事間張っていこう。またしっかりブログを書こう。
またあした

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やっぱり京都は盛りだくさん・・・京都旅行雑感(5)

2022年05月01日 | 通勤・交通・旅行
四月半ばに妻とささやかな京都旅行をした、その備忘録。
今回は全5回の最終回。

鎌倉と京都を比べてみたものの、やっぱり京都はお金がある。
こんな京都に対して幕府を打ち立てた源頼朝はすごいことをしたものだ。
他にも何ヶ所かおとずれ、いずれもそれなりに感慨深いものがあったが、キリがないのと、だんだん忘れてきてしまったのとで、それぞれ手短に。

北政所終焉の地とのこと。
高台寺の塔頭の一つでこじんまりとした美しいお庭が印象に残った。
三十三間堂の近く。
この話を聞いただけで秀吉のことをいまだに恨んでいる人がいるというのは納得できる。
出たところには京都国立博物館があり、考える人が耳塚の方向をじっと見ながら考えていた。



ご利益は安産。
最近、息子の嫁がおめでたとのことで、安産を願ってお参りした。
お守りを買ったが、まだ渡していない。
はたして節はあるやなしや。

山吹が満開とのことで嵐山観光の起点として、初めて訪れた。
拝殿と本殿

天狗岩、見える人には見えるかな?
まだ、どこかに桜は残っていないかと、ホテルのコンシェルジュに聞いたら、ここならまだ大丈夫とのことだった。
少し満開を過ぎた多くの桜が、折りからの強い風で、まさしく桜吹雪を見せてくれた。
中学の社会科見学で来たことがあったが、それ以来。
塔頭の一つ宝厳院のお庭は美しかった。




天龍寺の庭園は嵐山を借景に

篩月で精進料理
その時はいろいろ感動したが、日が経つとずいぶんと忘れてしまうものだ。
興味の程度も違う。
写真ばかり撮っていると心に焼き付ける思い出がその分減ってしまうと、なるべく減らしたつもりだったが、覚えていたり、忘れていたり。
旅の思い出をどう残すかというのは難しいものだ。
みなさま良い連休を

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ガイドツアーで離宮散策と残念な同伴者・・・京都旅行雑感(4)修学院離宮

2022年05月01日 | 通勤・交通・旅行
四月半ばに妻とささやかな京都旅行をした、その備忘録。
全5回の第4回。


遠くの山の切れ目にはアベノハルカス。
まさしく雄大な景色。
ここにあやふやな記憶を書いても仕方ないので、詳細はHPをご覧ください。

名所を訪ねるとその地についていかに詳しいかを自慢げに話す人というのに出会うことがある。
そんな人によってもたらされる情報がよほど有益である場合は黙って聞く気にもなるが、大抵の場合それほどでもない。
今回もそんな人がいたが、ガイドツアー以上の情報はなかった。
こういうとき、聞かされる方はいい迷惑だ。
聞かされている人以外も不快で、そもそもツアーに参加している人の和というかそういったものが乱される。

瑠璃光院から都心に戻る途中、ダメ元で11時からの当日予約に行ったら空きがあり、午後見学することができた。
修学院離宮の見学は宮内庁の方によるガイドツアー付き、18歳以上の年齢制限ありで、ゆっくりじっくり拝見できた。
近くは比叡山を、遠くはアベノハルカスを見ることができる。左奥に見えるのが比叡山。
造営は17世紀、とてもきれいに保たれていて、最近メンテナンスのための改修が終わったばかりということでとても幸運だった。
ふきなおしたたばかりの屋根
橋の欄干も新しく

ツアーでは、離宮の建物についてのお話もある。
そんなところで、件の”詳しい人”の声が高まる。
ガイドさんの声が聞きづらくて困った。

詳細は思い出しても不愉快になるのでこれぐらいにしておこう。

ガイドツアー終了時に、ガイドを務めてくれた宮内庁の職員さんに拍手を送ったら、数人が賛同してくれた。
でも、数人というところが、ケチ臭く感じられた。
気配りがないよな。
でも、ガイドさんはちょっと嬉しそうだった。
件の紳士は拍手したかな?自分にこそ拍手してほしいと思っていただろうから、悔しくてしなかっただろうな。

ツアーの間、ずっと後ろからついてきた皇宮警察の警官にもねぎらいの言葉をかけた。
こういう施設の中をみせるには、こうやって人を集めておかなくてはいけない、文化財保護、特に皇室関係のものの保護の困難さを実感した。
また行きたい

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そうだ 京都に行って、青紅葉狩り・・・・京都旅行雑感(3)瑠璃光院

2022年05月01日 | 通勤・交通・旅行
四月半ばに妻とささやかな京都旅行をした、その備忘録。
全5回の第3回。


妻に瑠璃光院の紅葉の写真を見せられ、何が言いたいのかはすぐにわかった。
だが、ちょっと遠い上、拝観料も二千円と高い。
それでも、ネットではこの絶景、後悔することはないと書いてあるし、と説得された。

出町柳から叡山電鉄で宝ヶ池までとりあえず行った。
とりあえず、というのは、移り気な妻は鞍馬にも行きたいようだったからで、来ていた鞍馬行きに乗ったからだ。
半日で行って帰って来られるようなところではないと、あきらめてもらい、八瀬比叡山口行きに乗り換えた。

 そうだ  京都、行こう。

というコピーを考えた太田恵美という人はすごい。
ただ、関東地方の人間に、”そうだ”と、思い付きで”京都に行こう”と思わせるのはちょっと厳しいのではないか。
案の定、この人は京都の人のようだ。
それにしても、拝観料というか、入場料はどこも結構高いが、文化財保護にはいくらお金があっても足りないので、仕方ない。
実際、これほどのお庭を見せてもらえたのであればよしとしよう。
子供もおらず、静かに回った。
新緑の紅葉を”青紅葉(あおもみじ)”というのを初めて知った。
駅からはほんの2、3分で、すでに周りは目に鮮やかな新緑によって覆われていた。
そして、邸内に入って窓から見える絶景には言葉を一瞬失った。
たしかに、青紅葉だった。
たしかに一見の価値はあった。
写経をし、また、しばしお庭を眺めた。
そういえば、今回、写経を2カ所で行ったが、それ以来字を書く時に気をつけるようになった気がする。
心を込めて、これまでよりもゆっくりと字を書くと多少上手に書けるような気がする。

それにしても、いくつになっても感動できることというのはあるものだ。
妻はこのままロープウェイに乗って延暦寺に行くか、三千院に行きたいと言ったが、延暦寺に行ったら1日使うことになるし、三千院に行くにはタクシーを捕まえなくてはならないのだが、ちょうど誰かが乗っていってしまってしばらく戻ってこないらしく、両方とも今回はあきらめた。
そうだ また京都に行くのに、お金を貯めよう。

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年の離れたカップルが寂しい時間に公園散歩・・・京都旅行雑感(2)円山公園

2022年05月01日 | 通勤・交通・旅行
四月半ばに妻とささやかな京都旅行をした、その備忘録。
全5回の第2回。


残念ながら桜はすっかり終わっていた。
なんでも4月10日ごろに夏日があってその時にあっという間に咲いて、あっという間に散ってしまったとのこと。
そんな夕暮れの円山公園の枝垂れ桜の辺りを妻と歩いていたら、ずいぶんと年の離れたカップルが人目を避けるように、木々の間の小道に消えていった。

公園をこんな薄暮の時間に、さらには名物の桜も終わっているのに、親子とまではいかないまでも、軽く20歳は違うカップルが歩いていたら、それはもう私には不倫にしか見えなかった。
横を、歩いていた妻に、気になる二人がいると言った時には暗さも手伝い、姿はすっかり見えなくなっていた。
円山公園の手前で、どうも臨床医っぽい人が数人ずつで歩いていたので、学会でもやっているのかと思って調べたら、案の定大きな学会が開催されていた。
あの二人も学会参加者で、上司と部下関係だったのだろうか。

それにしても不倫というのはなかなか大変なことだ。
わざわざ人目を避けて、でも却って目立ってしまうようなことをしてまで頑張るのは、なにがそうさせるのか理解できない。
こうやって学会で出てきた先で逢瀬を楽しんだところで、やがていずれも家庭に帰って日常に戻り、その日常の中でさらに苦心しながら関係を続ける。

いつかは終わりが来るのに、いったん始めてしまったがゆえに終わることのない関係というのも大変だ。
思い余って離婚して、二人で一緒になったら、まあ、その時は当然同じことが繰り返されるだろう。
さらにそれまでに想像以上の人を苦しめることになる。
安井観音堂に参ってみては?

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縁を切りたいほどの恨みとは一体どんなものなのか・・・京都旅行雑感(1)安井金比羅宮

2022年05月01日 | 通勤・交通・旅行
四月半ばに妻とささやかな京都旅行をした、その備忘録。
全5回の第1回目。


このお宮のご利益が、

あらゆる悪い縁を切り、良縁を結ぶ 

これまでの人生、付き合いたくないと思う人はいたものの、縁を切りたいとまで思う人はいなかった。
もしかしたらそうすべきだった人はいたのかもしれないが、今となってはわからない。
幸いなことに現在のところ、目に見えて悪い輩との付き合いはないが、これはコロナ禍のおかげだろう。
わざわざお参りしなくてもよかったのだが、妻が、絵馬に書かれている願い事を読むだけでも行く価値はあると勧められたとかで行ってきた。
ひと様の書いた絵馬、普段何気なく読むが、ここの絵馬は想像していた以上に鬼気迫るものがあった。
縁切りというと、いろいろあるが、実名で縁を切りたい人の名前はおろか住所までが絵馬に書かれていたのには驚かされた。
これらを読むことで却って考えさせられることもあり、一読の価値はある。
絵馬掛け所には、

 ”写真を撮ってSNSに上げるようなことはしないでください。あなたも(トラブルに)巻き込まれるかもしれません”

というような注意書きもあった。
さすがは崇徳院にご縁のあるお宮だけのことはある。

本殿の横にはくぐり穴のようなものがあり、願掛けした後くぐって往復したのち、願いを書いた紙を貼った。
ちなみに着物姿の若者もくぐっていた。

私の願い?

弱いというか、優柔不断というか、そんな自分とお別れして、そうでないしっかりした自分になりたい、みたいなよくわからないことを書いておいた。
ぼちぼちか

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