こどもの日の今日もいい天気で、大型連休後半は本当にいい天気だった。大型連休というもののあり方に疑問を感じながらも結局今年もどっぷり浸かってしまった。

少し前から飾ってある五月人形、子供たちの健やかな成長を願って、それぞれいい年になったのに、妻はいまだに毎年飾っている。
その子供の数、今年も減っているそうだ。テレビを点けるとこどもの日ということで元気な子供の姿が写っているが、それは少ないうちのごく一部。このまま日本の子供が減っていったらどうなることかと心配になる。

子供の数が少ないこと、すなわち少子化の原因はいくつも挙げられているが、やはり子育てに金がかかるということだろう。出産から始まる出費の連続は膨大なものだった。結婚にいついて少し考えてみたら、絶対に割に合わない。子供なんて作って莫大な金を投じて育てたところで、子供が家を出たら出たで子供たちも次の子育てに苦労する。そう考えると子供なんて持ったところで、一つも足しにはならない。

結婚するのが当たり前、結婚したら子供を持つのが当たり前、そういう考え方は今や全くナンセンスではあるが、昔はそれが当然だった。しかしながらいまやその”常識”はなくなり、先進国を覆う少子化の波は人類そのものが衰退への道を歩んでいるように見える。こどもの日に少子化を憂い、子供の数が増えてくることを願うが、それは無責任な考えであって、もうなるようにしかならないのだろうか。
ウクライナの子どもたちに幸せを