きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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立山・室堂平Ⅲ’24.7/11

2024年08月05日 | 県外の鳥見

「ライチョウツアー」3日目、最終日。夜中、雷鳴で目が覚めた。こんな高い山でカミナリがなったらどうしよう。・・・と、不安になり、いろいろな悪いパターンを思い浮かべてしまい、なかなか眠ることができなかった。何とか、朝にはカミナリは収まったが、相変わらずの悪天候だ。結局、立山室堂平のポスターや絵葉書に見るような絶景は一度も見ることができなかった。まぁ、もう一回来てねぇ・・・という事かな。朝食後、天気を見ながら宿を出るタイミングを見計らったが、待っても雨の上がる気配は無し。ということで、雨の中を出発した。結局、3日間とも雨だったなぁ。自分はこれまでずうっと晴れ男だったが、最近、年とともにその効力が薄れてきている傾向がみられる。飛島行きもそうだ。現役時は飛島に行けなかったという年はなかったのに、定年になってから、船が出ずキャンセルという年が出てきている。それはさておき、昨日ライチョウに出会ったポイントで、周辺をていねいに見ていくと、大きな岩の所にライチョウを見つけた。今度は雌だ。よかったぁ。これで雄と雌両方に会うことができた。となれば、ヒナも居るのでは?さらに周辺をくまなく探したが、残念ながら見当たらなかった。

そして、このライチョウ、どんどんこちらに近づいてくる。そして、とうとう足元まで来てしまった。それこそ、「いい子ねぇ。」と頭を撫でてあげたくなる超近さ。そのあと、飛び去ってしまった。こちらもさらに歩を進めると、またまた、ライチョウを発見。今度は雄と雌が一緒で、大きな岩の下で雨宿りをしている感じ。雌は先ほどの個体だろうか?

<ライチョウ雌・雄もちょっと>

雨がずっと降り続き、ライチョウペアもなかなか雨宿りから出られない様子なので、さようならをして先に進んだ。あとはヒナに会えればもう言う事なしなのだが、結局出会えず。代わりにちょこちょこ出てくれたのがカヤクグリだった。動きが速く、なかなかじっくり撮らせてくれなかったが、それでも、結構近くに出てくれて、楽しませてくれた。

<カヤクグリ>

帰りに再度保護センターに寄って、ライチョウの確認情報を伝え、記念シールをいただいた。昨日は真っ白いライチョウだったので、今回は、お母さんライチョウにヒナたちが寄り添う写真シールをいただいた。次回訪れる機会があれば、本物のヒナたちに出会いたいものだ。

こうして、電撃的に開催した「立山室堂平でライチョウに出会うツアー」は終了となった。今回は、ライチョウのヒナが巣立つ時期に合わせての訪問だったが、残念ながらヒナたちに出会うことはできなかった。後日、立山自然保護センターの「ライチョウの目撃情報」によれば、自分たちのツアー二日目の7/10の午後4時頃にみくりが池近くでヒナが確認されているとの事だった。この時間帯は、自分たちは宿に戻り、お風呂に入ってゆっくりしていた時間だった。

やっぱり、タイミングだよなぁぁぁ。まあ、これからの宿題は残ったものの、長年夢見てきた立山のライチョウに出会うことができたので、大・大・大満足と言っても過言ではありません。そして、これもひとえに、このツアーを企画準備していただいた鳥友人Tさんのおかげです。本当に有難うございました。また、同行させていただいた皆さん、楽しい鳥見時間を有難うございました。


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