Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

雨の国立(5/5柏対浦和)

2009-05-05 22:25:11 | 浦和レッズ
今日は、関東地方では昼頃から雨になって、国立競技場の芝生もたっぷりと水を含んでいました。こういうときは、フィンケサッカーが一番特徴を発揮しにくい日で、ボールサイドに大勢の選手を寄せて、ショートパスをつなごうとしても、ボールの走りが速すぎて選手たちはボールコントロールに苦しんでいました。

また、柏も慎重策で、浦和のボールコントロールのミスを拾ってカウンターというゲームプランがありありでした。ただ、浦和にはこういうときに発揮できる、別のゲームプランがあります。それは、セットプレーで攻めることです。セットプレーなら闘莉王のヘディングという武器が存分に発揮できますから、競り勝って1点というのは当然フィンケ監督の頭の中にあったはずです。

その通り、浦和はCKから闘莉王が競り勝ったボールが、エジミウソンのところにこぼれ、これをエジミウソンが本人いわく「腹」で押し込んで1-0と先制します。ただ、柏も浦和が清水戦で相手右SBの辻尾のドリブルに再三崩されたことは十分理解していました。ここに置いたのは本来CBの小林祐三でしたが、細貝のところを意図的に仕掛け、空いた一瞬のタイミングで北島の同点ゴールのアシストをしました。

柏はFKで2点目も入れ、このまま逃げ切れば勝ちという状況を、浦和相手に作ったのはプラン通り、もしくはそれ以上だったでしょう。ただ、その後の柏が、慎重策で逃げ切ることを意識し過ぎて、自陣に引きすぎてしまいました。こういう状況でも、カウンターで攻めてシュートで終われればいいのですが、柏はセカンドボールも浦和に拾われ、押し込まれた状況で後半の半分以上を耐えることになりました。

浦和サポとしては、このまま押し込み続ければいつか同点ゴールは入ると思っていましたが、それがなかなか入らなかったので、一瞬「負け」も頭をよぎりました。しかし、やはりセットプレーでした。ポンテのCKが相手DFに当たり、オウンゴールで同点に追いつくと、最後はエジミウソンのシュートをGKがセーブしたこぼれ球にエスクデロが詰めて、これも腹で押し込む、格好は悪いゴールで勝ち越して3-2で勝ちました。

こんな、雨でいつものパスサッカーができないときは、最悪闘莉王の頭に頼ってもいいとは思いましたが、いつもこの手は効きません。次節はフィンケサッカーらしい、パスを回して勝って欲しいとは思いました。
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山登りスタジアム?(ローマ・オリンピコ)

2009-05-05 10:10:52 | ワールドサッカー
日本のGWは、ヨーロッパではただの週末ですから、土曜と日曜で2試合見られればいい方なのですが、私の10年前の海外旅行は、月曜にローマ対インテル戦(ローマのオリンピコスタジアム)が延期されていたので、都合3試合見ることができました。当時の試合は5-4という打ち合いの試合で、アウェイのインテルが勝利したのですが、R・バッジオの最後の全盛期の姿を見られたのは良かったです。

その会場のオリンピコスタジアムは、国立競技場のバックスタンドを上に大きく伸ばしたようなスタジアムでした。屋根がある分、国立競技場よりは観戦環境はいいですが、ただ、1960年のローマ五輪に合わせて作られたスタジアムですから、どうしても古さは否定できません。

その3年前に行った、ミラノのサンシーロ・スタジアムが最新の建築技術の粋を尽くして、バリアフリーまで導入していたのと比べると、オリンピコはまだまだスタジアムに来る人は健脚?という意識が前提としてありました。

埼スタあたりだと、エスカレータやエレベータで、アッパースタンドには楽に上がれますが、オリンピコスタジアムは入り口が下の方にあって、上の方のスタンドに上がるにはスタジアムの階段をひたすら登るしかありません。結構傾斜もあって、体力に自信のない人は息が切れるだろうなと思いました。

ただ、イタリアで良かった点は、交代選手の背番号を表示するボードの大きさが、日本とは比べ物にならないほど大きいことです。スタジアムの上の方からでも、誰が交代という情報は十分見えます。日本ではどうしてもボードが小さくて、埼スタのアッパースタンドからでは交代選手が誰か見分けにくいですから、それは良かったと思います。
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