ちょうど10年前のGW、私はワールドサッカーの最先端を見ようと、イングランド、イタリアにサッカーを見に行ったことがあります。イングランドで見た試合は、リバプール対トットナムという試合で、今でこそ欧州CL出場権を外さない強豪のリバプールですが、当時は9位と低迷していて、単なる消化試合でした。
しかも、当時のエース、マイケル・オーウェンが負傷で試合に出られないということもあり、しかも旅行会社の手配の関係で、アウェー側ゴール裏で試合を見ることになり、ホームのリバプールの応援はできないという状況でした。正直、少し萎えていました。
ただ、スタジアムに着席すると、何とピッチから2mちょっとしか離れていない最前列で、筋肉の固まりのような屈強な男たちのぶつかり合いを、間近で見ることができました。また、スタジアムの雰囲気も良かったです。100年の歴史を誇るアンフィールドスタジアムは、スタジアムの四方に屋根があり、当時は浦和が駒場を本拠地にしていた(埼スタは未完成)のため、比較にならないサポーターの声の通りがありました。
スタジアムの外側は、横浜の赤レンガ倉庫のような造りでしたが、残念ながらイングランドのサッカーはフーリガン(暴動を起こすならず者)の存在に苦しめられた歴史もあります。最近、発生から20年で話題になった「ヒルズボロの悲劇」の鎮魂レリーフも、スタジアムの外側にあり、当時でも花束が備えられていました。
また、フーリガンのチェックは当時も行っており、入り口を可能な限り狭くして、中から係員が顔を一人一人チェックするという厳重な警戒態勢でした。しかし、イタリアのセリエAあたりとは違うのが、観客席とピッチを隔てる金網や堀がまったくないことです。埼スタは堀がありますから、どうしてもサッカー専用とは言っても、アンフィールドにはかなわないかなと思います。
ただ、このアンフィールドには、新スタジアム移転の計画があって、長い歴史を閉じる可能性もあります。確かに、リバプールのような強豪チームには、アンフィールドの4万人弱の収容能力では足りないと判断してもおかしくはありません。新しいスタジアムも、こんな雰囲気のあるスタジアムであって欲しいとともに、アンフィールドも取り壊さず、リバプールの練習場にでもなってくれれば嬉しいです。
しかも、当時のエース、マイケル・オーウェンが負傷で試合に出られないということもあり、しかも旅行会社の手配の関係で、アウェー側ゴール裏で試合を見ることになり、ホームのリバプールの応援はできないという状況でした。正直、少し萎えていました。
ただ、スタジアムに着席すると、何とピッチから2mちょっとしか離れていない最前列で、筋肉の固まりのような屈強な男たちのぶつかり合いを、間近で見ることができました。また、スタジアムの雰囲気も良かったです。100年の歴史を誇るアンフィールドスタジアムは、スタジアムの四方に屋根があり、当時は浦和が駒場を本拠地にしていた(埼スタは未完成)のため、比較にならないサポーターの声の通りがありました。
スタジアムの外側は、横浜の赤レンガ倉庫のような造りでしたが、残念ながらイングランドのサッカーはフーリガン(暴動を起こすならず者)の存在に苦しめられた歴史もあります。最近、発生から20年で話題になった「ヒルズボロの悲劇」の鎮魂レリーフも、スタジアムの外側にあり、当時でも花束が備えられていました。
また、フーリガンのチェックは当時も行っており、入り口を可能な限り狭くして、中から係員が顔を一人一人チェックするという厳重な警戒態勢でした。しかし、イタリアのセリエAあたりとは違うのが、観客席とピッチを隔てる金網や堀がまったくないことです。埼スタは堀がありますから、どうしてもサッカー専用とは言っても、アンフィールドにはかなわないかなと思います。
ただ、このアンフィールドには、新スタジアム移転の計画があって、長い歴史を閉じる可能性もあります。確かに、リバプールのような強豪チームには、アンフィールドの4万人弱の収容能力では足りないと判断してもおかしくはありません。新しいスタジアムも、こんな雰囲気のあるスタジアムであって欲しいとともに、アンフィールドも取り壊さず、リバプールの練習場にでもなってくれれば嬉しいです。