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直輝出場停止対策

2009-05-18 18:48:09 | 浦和レッズ
間にナビスコ杯の大分戦はありますが、今気になっているのはリーグ戦の次節大宮戦での山田直輝の出場停止です。山田直輝は既にチームでは中心選手の存在感があり、アンカーの位置からFWの位置まで走れる運動量でチームの攻守を活性化しています。

この山田直輝がいない事実は、相当チームに与える影響が大きいですが、いないときにどういうサッカーをするか予想してみます。ただ、ポンテがいるかどうかで大きく異なるので、両方の場合を考えてみます。

まず、ポンテが復帰できた場合ですが、ポンテの守備を免除している代わりに山田直輝に守備をさせてきたこれまでのサッカーを考えると、鈴木啓太と阿部勇樹は出ることを前提としても、ボランチができる守備力のある選手でないと山田直輝の代役はできません。

ただ、ここまで鈴木啓太と阿部勇樹が皆勤しているので目立ちませんが、浦和のボランチの層は厚くありません。トップで経験がある程度あるのは細貝くらいですが、彼を今の左SBから動かすのは勇気が要ります。

そうなると、サテライトでボランチをやっている赤星あたりも候補になるでしょうが、無難に行くなら原口をMFに下げて高原のFW起用という、山田直輝が出てくる前の布陣に戻すかもしれません。ただ、この場合は原口が守備に追われて持ち味が消えるリスクはあります。

ポンテがいない場合は、確かにトップ下から1本のパスでえぐるサッカーは期待できなくなりますが、選手起用の柔軟性は逆に上がります。エスクデロや三都主に出番があるとすればこの場合だけで、右にエスクデロ、左に三都主と思い切って攻撃的な選手を二枚置く勝負手もあります。

しかし、この場合は、鈴木啓太と阿部勇樹に掛かる負担は大きくなります。彼ら二人はほぼ守備専念になり、サイドアタッカー二枚の個人技に頼る、フィンケ監督があまりやりたくないサッカーになるかもしれません。

それを避けるには、また原口のMF起用が出てきてしまいますが、エジミウソンと高原の同時起用があまり機能していないのはフィンケ監督も気づいているでしょうから、そろそろこのパターンを抜け出して欲しいものです。
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