Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

トップ下タイプの不在(5/10浦和対川崎F)

2009-05-10 22:02:32 | 浦和レッズ
試合中は結構熱くなってしまうので、家に帰って冷静になってからビデオを見返して、今日の試合の感想を書きます。まず、この試合でポイントになりそうだったポンテの不在ですが、結果的には非常に痛かったです。

ポンテの代役のエスクデロは、よくドリブルでボールをキープしましたが、残念ながらトップ下タイプではないので、エジミウソンの裏を狙う動きに合わせてスルーパスを送るのは無理です。エジミウソンはCKから1点を取っているので、彼自身としては十分役割を果たしていますが、彼の裏を狙う動きを生かし切れなかったのはポンテの不在が大きかったです。

また、ポンテはサイドに流れても精度の高いクロスを送れます。原口あたりもこういうプレーをしようとしていましたが、まだまだポンテの域には達していません。ただ、この試合の本当の敗因は、川崎Fの得意な攻守の切り替えの早さを封じられなかったことです。

本来ならば、こういう試合展開ならば2-1で逃げ切らないといけないですが、川崎Fのレナチーニョの投入が効きました。もともとSBのところが比較的弱い浦和ですから、ここにレナチーニョを置いてドリブルで勝負させたのが効きました。

また、浦和は3トップの相手にどう守るか、約束事が徹底していなかったように思えます。3トップには4バックを守備専念にするのが欧州あたりではパターンになっていますが、浦和はどう守っていいか、迷いがあったように思えます。

その結果、闘莉王がPKを献上して悪い流れだった時間に、中村憲剛のロングパスからレナチーニョに左サイドを崩され、闘莉王の戻りが遅れたところを鄭大世に決められています。もともと、フィンケサッカーはカウンターに弱く、しかも後半20分過ぎに運動量が落ちますから、川崎Fがここを狙っていたのでしょう。

また、川崎Fは中盤のポイントでキープする山田直輝のところをよく抑えていました。まだまだ、フィジカルは鈴木啓太や阿部勇樹にかなわない山田直輝は、球際に弱いところがあります。ここをつぶされると、ポンテ不在の浦和はなかなか起点を作れなかったです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする