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香港戦プレビュー

2009-11-17 18:56:41 | ワールドサッカー
まだ、南アフリカ戦のビデオも見ていませんが、明日は早くも代表のアジア杯予選の香港戦がアウェイで行われます。香港とは10月にホームで対戦していますが、このときの感触が通用すれば香港は一か八かのロングボールしか上げられないでしょう。

しかし、香港のアウェイ戦はそんな簡単な試合にならないかもしれません。理由は2003年、アテネ五輪を目指したU-22代表がアウェイで香港のA代表と対戦した記憶があるからです。当時、審判は中立国から出せば一応ルール違反ではありませんが、このとき香港協会が用意した審判は中国人でした。

一応、中国のサッカー協会と香港のサッカー協会は別組織ですが、国としては同じ国ですから、当然香港寄りのジャッジになるのは否定できません。そんな理由もあって、鈴木啓太が理不尽なレッドカードで退場するなど試合は荒れ、日本が1-0で勝ったものの後味の悪さが残りました。

今回は日本代表は可能な限り欧州組も並べて、全力で香港に勝ちに行く方針のようですが、香港側の策略によっては苦しめられるかもしれません。

香港は前回の戦いを見る限り、4-5-1の布陣でサイドハーフにボールを入れようとするサッカーに見えました。しかし、日本のボール支配率の高さで中盤はずるずる引くことになり、サイドハーフは低い位置でしかボールを持てませんでした。

こうなると、香港の攻撃は合えば幸運というようなアーリークロスがほとんどになります。これなら、今の日本代表DFの力なら余裕を持ってクリアできるでしょう。問題が起きるとすれば、自慢の中盤が軽率なパスミスをした場合です。

攻守同数のカウンターを食らってしまうと、香港のFWも決める力はあります。何点取って圧勝したとしても、そういう場面を作られてしまったら成功とは思えません。チームの集中力が問われる一戦だと思います。
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