過去のサッカーノートを見てみたら、ちょうど9年前の今頃、浦和レッズのJ2最終戦のサガン鳥栖戦がありました。日付は忘れていましたが、ノートによれば11/19です。当時は出勤日だったのですが、こんな大事な試合を見ないわけにはいかないと思い、休暇を取って参戦しました。
浦和のスタメンはGK西部、DF室井、ピクン、西野、右アウトサイドに山田暢久、左アウトサイドに路木、ダブルボランチに石井と阿部敏之、トップ下に小野伸二とアジエル、1トップに大柴です。こうして見ると、今でも浦和でプレーするのは山田暢久一人ですが、西部(現清水)、石井(現J2熊本)、アジエル(現J2湘南)と他チームで現役の選手もいます。
ノートを見る限り、試合展開は浦和が押し気味だったようです。しかし、最終ラインの安定性はいまひとつで、15分には西野のヘディングのクリアミスを石谷に拾われて矢部にシュートまで持ち込まれています。ただ、この最終ラインはもっと致命的なミスをしています。
後半8分、西野がGK西部との連係を誤り、ヘディングのパスが相手に渡るミスで同点に追いつかれると、20分にはピクンがクリアミスで石谷に独走され、室井がバックチャージで止めざるを得ずにレッドカードを出されています。このPKが決まれば事実上この試合は終わりでしたが、このときに駒場スタジアムの「史上最大の応援」が出ます。
この大声援に気圧されたルシアノは、このPKをバーに当て、跳ね返りのボールもクロスバーの上に外します。これで少し望みが出てきた浦和ですが、左サイドに入っている大柴の守備が苦しく、このままではもたないと思われました。ここでベンチに入っている唯一の守備的選手の土橋が効いてきます。
この土橋が左SBに入り、最初DFラインに入っていた石井を本来のボランチに戻すことで何とか対応が効きます。しかし、大分市陸上競技場で行われていた大分対大宮の試合で他力は起きず、浦和はこの試合を延長でもいいですが、勝つしかなくなります。
今でも弾道を思い出せる、土橋のVゴールは延長前半5分でした。阿部敏之のFKが壁に跳ね返され、これを鳥栖の選手が拾ったらカウンターでピンチだと恐れていたときに土橋にボールが渡り、これを思い切り良く放ったら入ったという展開でした。あのとき、駒場のスタンドにいた、現役サポはだいぶ少なくなったかもしれませんが、この記憶は語り継がれるべきものと思います。
浦和のスタメンはGK西部、DF室井、ピクン、西野、右アウトサイドに山田暢久、左アウトサイドに路木、ダブルボランチに石井と阿部敏之、トップ下に小野伸二とアジエル、1トップに大柴です。こうして見ると、今でも浦和でプレーするのは山田暢久一人ですが、西部(現清水)、石井(現J2熊本)、アジエル(現J2湘南)と他チームで現役の選手もいます。
ノートを見る限り、試合展開は浦和が押し気味だったようです。しかし、最終ラインの安定性はいまひとつで、15分には西野のヘディングのクリアミスを石谷に拾われて矢部にシュートまで持ち込まれています。ただ、この最終ラインはもっと致命的なミスをしています。
後半8分、西野がGK西部との連係を誤り、ヘディングのパスが相手に渡るミスで同点に追いつかれると、20分にはピクンがクリアミスで石谷に独走され、室井がバックチャージで止めざるを得ずにレッドカードを出されています。このPKが決まれば事実上この試合は終わりでしたが、このときに駒場スタジアムの「史上最大の応援」が出ます。
この大声援に気圧されたルシアノは、このPKをバーに当て、跳ね返りのボールもクロスバーの上に外します。これで少し望みが出てきた浦和ですが、左サイドに入っている大柴の守備が苦しく、このままではもたないと思われました。ここでベンチに入っている唯一の守備的選手の土橋が効いてきます。
この土橋が左SBに入り、最初DFラインに入っていた石井を本来のボランチに戻すことで何とか対応が効きます。しかし、大分市陸上競技場で行われていた大分対大宮の試合で他力は起きず、浦和はこの試合を延長でもいいですが、勝つしかなくなります。
今でも弾道を思い出せる、土橋のVゴールは延長前半5分でした。阿部敏之のFKが壁に跳ね返され、これを鳥栖の選手が拾ったらカウンターでピンチだと恐れていたときに土橋にボールが渡り、これを思い切り良く放ったら入ったという展開でした。あのとき、駒場のスタンドにいた、現役サポはだいぶ少なくなったかもしれませんが、この記憶は語り継がれるべきものと思います。