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大宮対湘南

2009-11-24 18:53:13 | 他チーム
J1の残留争いは15位大宮が16位柏を勝ち点4リード、昇格争いは3位湘南が4位甲府を勝ち点3リードと、これだけたくさんの試合を戦っているのに毎年微妙な差で決着するのは不思議ですが、この展開になったことで、一つの考えが出ました。

「ひょっとしたら、来季大宮対湘南がJ1で実現するかもしれない。」

このブログは柏や甲府のサポの方も読んでいるかもしれませんが、大宮の残留確率を7割、湘南の昇格確率を7割とすれば、両者同時に起こる確率は5割近いので、5割近くあれば確率が高いとして話をさせていただきます。

なぜ大宮対湘南が注目かと言えば、このカードはJ2時代の対戦で7カード連続引き分けという珍記録を作った、引き分けの多いカードだからです。私も2003年に2度このカードを見ましたが、両方引き分けでした。

実はJ2は試合数が多く延長戦は厳しいという意見が出たので、J1より1年早く2002年から90分で決着がつかなければ引き分けというルールになっていました。その初年度の大宮対湘南は、4カードすべて引き分けでした。

次の2003年、私の見に行った大宮対湘南は5月のGWに行われていました。今はGWの間はJ1もJ2も全試合同じ日に行われる日程になってしまったので、今ではできませんが、当時は観客動員を期待して日程をずらしたチームがあったので「ハシゴ」ができました。

そんな試合は、当時の湘南監督のサミア氏(元トルシエ監督のアシスタント)のフラット3を見に行ったのですが、間延びした中盤にずるずる引く最終ラインと、トルシエ監督の率いた日本代表の良さはかけらも見られませんでした。

しかし、大宮も決定力不足でチャンスを外し、低調な試合は0-0で引き分けました。それでも、その年のお盆休み、またも大宮対湘南が大宮サッカー場でありました。懲りない私はまたも出かけたのですが、この試合は逆に面白い試合になりました。

サミア監督は既に解任されていて、フラット3はやめていましたが、当時は大宮のFWだった盛田のヘディングシュートも見られました。試合終了間際まで2-1と大宮リードでしたが、最後のFKをパラシオスがねじこんで、試合はまたも引き分けに終わりました。

今度は4カードではありませんが、また引き分けになれば面白いかなと思っています。
コメント
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