Kobby loves 埼玉&レッズ

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W杯予選、終わる

2009-11-22 15:40:03 | ワールドサッカー
今回の11/14、11/18の国際Aマッチデーで全世界で行われていたW杯予選の全日程が終了しました。これでW杯出場の32ヶ国が出揃い、あとは組み合わせ抽選を待つだけになります。

常連のスウェーデン、欧州選手権4強のトルコ、98年W杯3位のクロアチア、アフリカ選手権優勝のエジプトら強豪チームの予選敗退はありましたが、今回はC・ロナウド、カカ、アンリ、エトー、ドログバらビッグネームはきちんと南アフリカにやってきます。

サプライズはロシアの敗退です。スロベニアとアウェイで対戦した第2戦、0-1で敗れたロシアはアウェイゴールの差で敗退してしまいました。世界中で結果を出してきたヒディンク監督にとっては、痛恨の予選敗退に終わりました。

第1戦で0-0だったギリシャ対ウクライナは、第2戦で1-0と勝利したギリシャが予選を突破しました。ギリシャのドイツ人監督のレーハーゲル氏は71歳という大ベテランです。かつてはドイツのブレーメンの監督を長く務めていた、ドイツでも有名な指導者です。

ギリシャでも2004年欧州選手権優勝の実績を誇りますが、当時のギリシャはマンツーマンDFを基本として得点の多くはセットプレーという手堅いサッカーでした。欧州トップレベルのタレントはいないチームですが、予想以上のサッカーをする可能性はあります。

ポルトガルはC・ロナウドを負傷で欠きましたが、ボスニア・ヘルツェゴビナを2試合とも1-0で下してW杯出場を決めました。マルタ戦の残り10分だけ映像を見ましたが、今回のチームもドイツ大会とほぼ同じ中盤にキープさせるチームです。

シモン、デコら前回大会のメンバーも残っています。どうしてもC・ロナウドに注目が集まってしまうでしょうが、強力なエースストライカーを持たないチームがどうやって勝つか、日本代表のヒントになるチームです。

フランス対アイルランドは順当勝ちに思えましたが、実際は延長戦までもつれ込み、しかもアシストしたアンリがハンドだったのを主審が見逃したというきわどい試合でした。アイルランドの国民はアウェイのフランスに大挙して押し掛けた熱心なサポもいますから、この敗戦は受け入れ難いでしょう。

しかし、主審の裁定を第三者が覆すことはできないルールになっています。それも運と思うしかないのでしょう。
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エジミウソン、伝説へ(11/21浦和対磐田)

2009-11-22 11:38:25 | 浦和レッズ
これまで、エジミウソンのゴールで勝った試合は結構たくさんあります。しかし、当ブログでは守備の安定や攻撃の形作りなど、他の要因に勝利の理由を見出すことがほとんどでした。しかし、昨日の試合だけは違います。エジミウソン一人でチームを救った試合で、彼が伝説に残る活躍をしたと言ってもいいでしょう。

前半は1-0ながら完勝ペースに思えました。高原の左MFはハンブルガーSV(ドイツ)時代に経験がありますが、鋭いドリブルから正確なクロスでエジミウソンのゴールをアシストしました。それ以外にも磐田のペナルティエリア内で何度もボールを持てる、チャンスの多い展開でした。

その理由には、田中達也、高原、エジミウソンのFW系の選手を3人並べて、輪番制でMFに下がるという流動的な前線が磐田のマークを混乱させてうまくはまったとも言えます。エジミウソンもその気になればMFもできないことはありません。

ただ、後半のプレーはいただけません。特に守備陣は連係はどうなっているの?というまずさで、イ・グノをゴール前でフリーにしたり、1点目の失点の場面ではクロスに反応した選手が本来の平川ではなく、エジミウソンだったことはまずさを感じます。

これで村井は難なくエジミウソンをかわして、前田のゴールにつなげる結果になりました。2点目もCKの守備が安定せず、二人もフリーの選手を作ってしまったことはいただけません。

それでも、この日の浦和は本来は苦し紛れの交代だったエスクデロが、ドリブルで次々突き進むなど、勝とうという気持ちは常に持っていました。シュートが次々バーを叩く展開には不運に負けてしまいそうな気持ちになりましたが、最後まで攻め続けたことと、磐田が引き分け狙いで鈴木秀人を投入したことが最終的には結果につながりました。

エジミウソンの決定力ですが、基本的に待ちのFWです。しかし、細かく動いて相手のマークを外す能力と、点が取れそうな位置を見分ける能力に長けています。浦和が個人技のワシントンより、チームプレーで点を取るFWをという理由でエジミウソンを取ったのですが、ようやくその狙いが結実した試合ではありました。
コメント (2)
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