昨日はBSの録画放送で、W杯予選のスイス対ギリシャを見ていました。テレビではアナウンサーがスイスのことを「堅守速攻」のチームと言っていましたが、せっかく映像があるのですから、どこが守りが堅く、どこから攻めるのかチェックしてみました。
スイスが堅守のイメージを持たれる理由はダブルボランチにあると思います。この日は本来のレギュラーのインラーは欠場していましたが、普段はそのインラーとコンビを組むフェルナンデスが堅守の象徴です。
フェルナンデスは驚くようなロングパスを供給できるボランチではありませんが、運動量が多く相手のボールをどこまでも追えるボランチです。このフェルナンデスと、アンカー的に構えるフッゲルが組んでいるスイスのボランチのところを突破することは難しそうでした。
速攻の方は、超攻撃的な左SBのマニャンが効いています。途中、相手が退場者を出して3バックになったため、それ以降は攻撃参加は減りましたが、何度も上下動できる体力は光るものがあります。
このマニャンの名前は、2007年に日本代表がスイスと対戦したときに記憶にあります。前半、あれだけ攻めていたスイスが、マニャンの交代でリズムを失い、4-3で日本が逆転勝ちするきっかけになりました。
攻撃の中心選手は、レバークーゼン(ドイツ)でポンテのつけていた7番を受け継いだテクニシャンのバルネッタと、ドリブラーのパダリーノの両MFです。浦和レッズとよく似た、トップ下を置かずダブルボランチは両方守備的というチームなので、彼ら二人の攻撃的MFは自分でボールをもらいに行かないとチャンスを作れません。
そんな守備的なチームを、一見守備的に見せないのはバルネッタ、パダリーノが中盤の広い位置でボールを受けているからです。弱点は2トップが34歳のクフォーと30歳のフレイというベテラン二人で、途中で動きが落ちることです。
スイスはトップ下タイプのハカン・ヤキン、長身FWのデルディヨク、スピード型のフォンランテンと多彩な交代カードを持っていますが、彼らは決して欧州トップレベルのチームの選手ではありません。
日本と対戦したら押し込まれはするでしょうが、なかなか決まらない展開も予想できます。
スイスが堅守のイメージを持たれる理由はダブルボランチにあると思います。この日は本来のレギュラーのインラーは欠場していましたが、普段はそのインラーとコンビを組むフェルナンデスが堅守の象徴です。
フェルナンデスは驚くようなロングパスを供給できるボランチではありませんが、運動量が多く相手のボールをどこまでも追えるボランチです。このフェルナンデスと、アンカー的に構えるフッゲルが組んでいるスイスのボランチのところを突破することは難しそうでした。
速攻の方は、超攻撃的な左SBのマニャンが効いています。途中、相手が退場者を出して3バックになったため、それ以降は攻撃参加は減りましたが、何度も上下動できる体力は光るものがあります。
このマニャンの名前は、2007年に日本代表がスイスと対戦したときに記憶にあります。前半、あれだけ攻めていたスイスが、マニャンの交代でリズムを失い、4-3で日本が逆転勝ちするきっかけになりました。
攻撃の中心選手は、レバークーゼン(ドイツ)でポンテのつけていた7番を受け継いだテクニシャンのバルネッタと、ドリブラーのパダリーノの両MFです。浦和レッズとよく似た、トップ下を置かずダブルボランチは両方守備的というチームなので、彼ら二人の攻撃的MFは自分でボールをもらいに行かないとチャンスを作れません。
そんな守備的なチームを、一見守備的に見せないのはバルネッタ、パダリーノが中盤の広い位置でボールを受けているからです。弱点は2トップが34歳のクフォーと30歳のフレイというベテラン二人で、途中で動きが落ちることです。
スイスはトップ下タイプのハカン・ヤキン、長身FWのデルディヨク、スピード型のフォンランテンと多彩な交代カードを持っていますが、彼らは決して欧州トップレベルのチームの選手ではありません。
日本と対戦したら押し込まれはするでしょうが、なかなか決まらない展開も予想できます。