Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

天皇杯徳島戦プレビュー

2010-10-10 21:25:18 | 浦和レッズ
前回の天皇杯は、なんとJ2と当たる前に負けてしまうという屈辱を味わったので、とりあえずJ2と当たるところまで来たことは少しほっとしています。今回のカードは、ほとんどの会場がJ1対J2で、JFL以下のチームは土曜の段階で全チーム敗退したようです。

今回当たる徳島は、PSMで対戦して1-2で敗れています。当時は浦和は鹿児島キャンプで体力的に追い込んでいた直後だったので、今回も同じように負けるとは思っていませんが、ちょっと嫌なデータです。当時ゴールを決めていたのはエスクデロですが、今回は負傷で間に合わず相性の良さは出せません。

徳島というチームは、あの当時のPSMではたまたま相手が格上の浦和だったからそういうサッカーをしたのかもしれませんが、縦に速いチームです。C大阪からレンタルで来ている元U-17日本代表の柿谷を軸に、前名古屋の津田ら縦に速いタイプを多く並べ、浦和が中盤で変なミスをしたらいつでも倒してやるという野心は非常に感じました。

しかも、今回の浦和は、代表招集で細貝がおらず、しかも駒場のピッチ状態が悪く、細貝の代わりにボランチに入りそうな濱田には相当の「安全運転」が求められます。ここで小さな事故を起こせば、徳島のカウンターの餌食になる可能性は十分あります。

それでも、浦和はポンテ、エジミウソンを含むベストメンバーで戦いを挑むでしょう。そうしないとメンバーが足りないからともいえますが、やはりJ2以下のチームに勝つには、こんなレベル見たことないというサッカーをするのがベストです。ポンテの高精度のキックにエジミウソンがワンタッチで飛び込んでいく浦和のベストのサッカーができれば、徳島の方が「名前負け」してくれるかもしれません。

天皇杯はたとえ延長戦やPK戦に持ち込まれても、勝てば確かにいいのですが、やはり徳島相手に延長戦に持ち込まれているようでは、ACLを狙うなど不可能です。最低90分勝利を求めたいです。
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アルゼンチン戦マニアック分析

2010-10-10 11:07:44 | ワールドサッカー
生観戦した試合では、可能な限り本記事で書ききれなかったことを「マニアック分析」として補足しています。今回のアルゼンチン戦では、メッシがスタメンだったことで、その裏をどうやってカバーしているかが興味の的でした。

もともと、アルゼンチンという国は、ちょっと前のリケルメ、現在のメッシのように守備をしない攻撃専門の選手が多く出現します。そのため、アルゼンチンで重宝されるのは、かつてのシメオネ、現在のマスケラーノ、カンビアッソという地味な守備的ボランチです。ベロンのようなパスを出せるタイプは、どちらかといえば少数派です。

右FWのメッシの裏は香川あたりも「狙いどころ」と公言していたので、アルゼンチンはマスケラーノをメッシの裏に影のように張り付かせて、メッシがボールを奪われても裏のスペースを取られないようにしていました。

それでもアルゼンチンの中盤には、一人ダレッサンドロというパスの出せるタイプがいました。長谷部のいるボルフスブルクで司令塔をやっていましたが、現在はブラジルのインテルナショナルに移籍しています。ダレッサンドロからロングボールが出てメッシにつなぐのがアルゼンチンのパターンでした。

一つ言い訳してしまいますが、アルゼンチンのユニフォームは水色と白の縦じまに、黒字で背番号が書かれているので、スタンドからは背番号が見にくいです。テベスあたりは赤スパイクは彼だけだからということで見分けられましたが、もう少しメッシの特徴を頭に入れておけばという悔いはあります。

日本はザッケローニが香川の突破力を買っているらしく、遠藤や長谷部の攻撃参加を減らしても3トップの左という位置で香川を使ってきました。香川に関しては、後半にフェイント一発でアルゼンチンのDFを置き去りにして、スタンドの歓声を起こすなどすっかり日本の中心のような出来で、今本田圭佑に騒いでいるマスコミが、香川に乗り換える可能性もあると思います。

それでも、ロシアリーグで疲労していて前回のパラグアイ戦では精彩を欠いた本田圭佑も意地を見せ、今回はチームの中心としてボールを落ち着かせることができていました。4-3-3でトップ下を置くということは、それだけトップ下には責任が伴うのですが、今回の本田圭佑は十分それを果たしたと思います。
コメント (2)
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