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C大阪戦マニアック分析

2010-10-17 19:55:18 | 浦和レッズ
セレッソは、開幕時点ではJ2で成功させていた、3-6-1システムで臨んでいました。しかし、現在は4-2-3-1と、普通のシステムになってしまいました。一般に4バックを3バックにするのは簡単ですが、3バックを4バックにするのは難しいと言われています。しかも、C大阪の場合、最終ラインの選手が移籍組ばかりの急造最終ラインです。

その割には、C大阪の最終ラインは弱くなかったというのが印象で、確かに結果は2-0で勝ちましたが、C大阪の最終ラインの弱さに付け込んだという印象はありません。高崎あたりはC大阪の最終ラインに仕事をさせてもらっていませんし、試合全体がC大阪のペースだったことは間違いありません。

C大阪で一番強力だったのは、やはりトップ下の3枚のところでした。後ろで組み立てていたのはボランチのマルチネスでしたが、特に家長にボールが入ったときは奪うのが難しく、相手にクロスを浴びる結果になりました。代表候補ということで乾には注目していましたが、家長ほどのインパクトはありませんでした。

それでも、浦和が勝てたのは、ほんのわずかなところの差だったと思います。両監督は「スピリット」を強調していましたが、確かに精神論に頼らざるを得なくなるほど、この結果は分析が難しいです。一つ挙げるとすれば、GK山岸の好守も一つのポイントだったと思います。

浦和側では、高崎が分析されて封じ込まれたのは一つの誤算ですが、相手ベンチがおそらく入らないと分析していたであろう、原口のミドルで点を取って勝てたのは快感でした。去年あたりも、原口はいくら打っても入らないと見抜かれて、ポンテのサイドよりマークがゆるいことがありました。

それを破り、原口のサイドはマークしなければいけないとこれからの相手に思わせたとすれば、このゴールは今後大いに効いてくる可能性があります。原口が磐田(次節の相手)からも点を取れれば完璧ですが。
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