Jリーグで「ポストプレーヤー」と聞くと、一番最初に思いつく名前はケネディ(名古屋)です。確かに、得点ランクトップ、194cmの長身、現役豪州代表と、つく肩書きなら日本にいる最強の選手です。ただ、ケネディの場合、足元のプレーがあまりうまくないという欠点を抱えています。
特にパスの能力に難があり、名古屋が今年3トップに変えたのは金崎をサイドのFWで使いたいという意図もあるでしょうが、ケネディに真ん中で待って合わせる役割に限定するという意図もあったと思います。結果的には、これは成功で、ケネディは「待ち」に絞ることでJリーグ得点王を狙える位置につけました。
ただ、ポストプレーヤーとしてなら、優れている選手は他チームにもいて、ヨンセン(清水)、ラファエル(大宮)も能力は高いです。ヨンセンは既に名古屋で実績がありますが、足元にボールを止める技術、パスを出す技術ならケネディを上回ります。
ヨンセンのいいところは無理なボールでも体のどこかには当ててくれる粘りで、今年は清水の中盤がいいパスを出してくれるのでそういう場面は少ないですが、苦しくなったら小野伸二とヨンセンで何とかできるのも清水の良さです。
ラファエルの場合は、知名度では劣りますが影のいい選手で、キープの懐の深さが売り物です。知名度が低いのは自分ではあまり点を取っていないこともありますが、味方に点を取らせる自己犠牲ができるJリーグ向きの選手で、ロングボールを当てると正確に中盤の選手にくさびのボールが戻ってきます。
日本人のポストプレーヤーとなると、前田(磐田)、平山(FC東京)あたりになりますが、前田はようやく大器が完成した印象で、時と場合によっては前を向いて仕掛けられるところも売り物です。以前あったひ弱さも消え、今や磐田の最前線で、屈強な相手DFと競っても負けない強さを手に入れました。
平山は代表のイエメン戦でのハットトリックでアピールしましたが、今季はポジションを安定して確保できていません。リーグ戦でのゴールも3点で、代表を狙うどころの状態ではありません。いつか日本のエースへとの期待もありましたが、あまり走らないFWなので得点という結果が求められるのは厳しいですが仕方ありません。
こうして見ると、やはりポストプレーヤーは、外国人選手の方がいい選手はいます。日本人のポストプレーヤーは、今J2の甲府にいる、ハーフナー・マイクあたりのブレイクに期待でもするしかないのかもしれません。
特にパスの能力に難があり、名古屋が今年3トップに変えたのは金崎をサイドのFWで使いたいという意図もあるでしょうが、ケネディに真ん中で待って合わせる役割に限定するという意図もあったと思います。結果的には、これは成功で、ケネディは「待ち」に絞ることでJリーグ得点王を狙える位置につけました。
ただ、ポストプレーヤーとしてなら、優れている選手は他チームにもいて、ヨンセン(清水)、ラファエル(大宮)も能力は高いです。ヨンセンは既に名古屋で実績がありますが、足元にボールを止める技術、パスを出す技術ならケネディを上回ります。
ヨンセンのいいところは無理なボールでも体のどこかには当ててくれる粘りで、今年は清水の中盤がいいパスを出してくれるのでそういう場面は少ないですが、苦しくなったら小野伸二とヨンセンで何とかできるのも清水の良さです。
ラファエルの場合は、知名度では劣りますが影のいい選手で、キープの懐の深さが売り物です。知名度が低いのは自分ではあまり点を取っていないこともありますが、味方に点を取らせる自己犠牲ができるJリーグ向きの選手で、ロングボールを当てると正確に中盤の選手にくさびのボールが戻ってきます。
日本人のポストプレーヤーとなると、前田(磐田)、平山(FC東京)あたりになりますが、前田はようやく大器が完成した印象で、時と場合によっては前を向いて仕掛けられるところも売り物です。以前あったひ弱さも消え、今や磐田の最前線で、屈強な相手DFと競っても負けない強さを手に入れました。
平山は代表のイエメン戦でのハットトリックでアピールしましたが、今季はポジションを安定して確保できていません。リーグ戦でのゴールも3点で、代表を狙うどころの状態ではありません。いつか日本のエースへとの期待もありましたが、あまり走らないFWなので得点という結果が求められるのは厳しいですが仕方ありません。
こうして見ると、やはりポストプレーヤーは、外国人選手の方がいい選手はいます。日本人のポストプレーヤーは、今J2の甲府にいる、ハーフナー・マイクあたりのブレイクに期待でもするしかないのかもしれません。