Kobby loves 埼玉&レッズ

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サプライズ選出(関口訓充)

2010-10-01 19:15:07 | 他チーム
昨日は10/8のアルゼンチン戦、10/12の韓国戦と続く代表2連戦の代表発表の日でした。基本的には岡田監督の選んだ南アフリカW杯当時のメンバーを大きくは変えていませんが、ベガルタ仙台の攻撃的MFの関口訓充選手の選出はちょっとした驚きでした。

正直な感想は、Jリーグ行脚を始めてわずか1ヶ月のザッケローニが、よくこの選手に目を付けていたと、目の付けどころがいいという印象です。仙台は上位チームではないので、視察の対象になるか微妙なチームですが、一度でも仙台の試合を見れば関口は印象に残ります。

私が関口のプレーを初めて見たのは、昨年の天皇杯3回戦の対大宮戦でした。当時から現在のポジションである左サイドハーフでプレーしていましたが、ボールがキープできてドリブルを武器にする、切れで勝負するMFです。

仙台のストロングポイントは両サイドハーフの梁勇基と関口のところと、すぐに気付くほどでした。それでも、仙台のJ1昇格に伴い、この両サイドハーフもJ1で通用するか分からないと判断され、関口にとっては同タイプの元日本代表の太田吉彰を磐田から補強されています。

このポジション争いに勝ち、自らJ1で通用する選手であることを証明したことが、今回の代表入りにつながりました。個人的には、帝京高校卒のドリブラーということで、同じ帝京卒の浦和の田中達也と重ねて見てしまいます。ポジションは違いますが、どちらも小柄な体ながら切れで勝負する選手ということは同じです。

関口は得点力もあります。昨日チョ・ヨンチョルのときにも書きましたが、少し遠めから角度のあるシュートを突き刺すのがうまいです。ザッケローニがどういう布陣を試すかはわかりませんが、左サイドハーフ以外にも3トップの左にも適性がありそうです。こんないい選手が、昨年までJ2で埋もれていたことを考えると、日本サッカーも案外捨てたものではないなと自信を持っていいのではと思います。
コメント
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