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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

素晴らしい日を忘れない(3/9浦和対名古屋)

2013-03-09 20:01:27 | 浦和レッズ
ずっと待っていたJ開幕は素晴らしい日になりました。ロングボールが通ったのは、今年は違うという気分になれます。詳細は明日書きます。

以下翌日追記

まずは自分に課した宿題から書きます。森脇と槙野の攻撃参加ですが、槙野が思い切って仕掛け、森脇は基本的にはバランスを取るというスタンスです。名古屋のトップ下のヤキモフスキーが運動量が多く、前から取りにきたので、少なくとも槙野と森脇が同時に攻撃参加してピンチを招くような無謀な場面はなかったです。

また、興梠のボールの受け方ですが、DFを背負って受ける訳ではなく、うまく動いてDFとDFの間で受けるタイプです。興梠のプレーも2タッチ以内で簡単にさばくので、相手が削りにくるタイミングを与えない強さがあります。

この日の浦和は素晴らしいプレーを見せました。最も良かったのは長い距離のパスが通ったことです。森脇の加入は前線へのフィードを機能させるためには大きな効果があります。森脇だけではなく、加藤や鈴木啓太も攻撃につなげようと意欲的にロングパスを狙いました。

そういうロングパスが通ったのは、興梠の加入も大きな要因です。興梠が積極的に動き出しているから、パスを出す方も思い切って狙ってみようという気分になります。昨年の原口の1トップはフィジカルで潰されることが多かったので、ボールを持てる興梠の効果は大きいです。

皆さんご存知でしょうが、浦和は3-6-1の基本布陣で戦う時間はそれほど長くなく、攻撃のときはボランチの一枚を最終ラインに入れる4-1-5で戦っています。浦和の課題は相手が前から取りにきたときの最終ラインのぎこちなさで、特に鈴木啓太は相手に狙われているだけに、ちょっとしたミスが失点につながる恐れはあります。

もっとも、課題のない試合はおそらくないので、少しずつ解決しながら前に進んで行けばいいです。宇賀神の決勝点も長いパスからでした。鈴木啓太から興梠に入り、興梠が見せたスルーパスに宇賀神がいい動きを見せて追いつきました。

宇賀神もミシャサッカーを吸収して成長した選手の一人で、昨年負傷者や出場停止の代役で出番を得ているうちに、持ち味のクロスに磨きをかけてきました。梅崎、平川、関口といて競争の激しいアウトサイドですが、今回結果を出したのは大きいと思います。

名古屋はケネディと闘莉王の不在が響きました。特に闘莉王を欠いた最終ラインは高さはあるもののスピードに不安があり、ダニエルのポジショニングを見ているとスピードで裏を取られないように余り気味の位置にいました。興梠にとってはフリーになるポジションは取りやすい相手だったと言えます。

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河津桜5

2013-03-09 11:41:24 | 埼玉
春の到来が待ち遠しいと、毎週のように河津桜の写真を載せていましたが、ここ数日一気に暖かくなり河津桜も見頃を迎えました。花粉症もついにピークの季節で、名古屋戦は覚悟して出かけます。
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ムアントン戦プレビュー

2013-03-09 10:32:48 | 浦和レッズ
この記事は名古屋戦の前に書いているので、名古屋戦の結果や選手の状態は反映していないことをご勘弁ください。土曜に試合をしてから中2日の強行日程の浦和は、ACLのムアントン戦を火曜日に行います。ムアントンの名前は初めて聞く名前で、過去のACLで活躍した実績はないチームです。

もっとも、設立が1989年と比較的新しいチームで、しかも2007年までは3部リーグだった新興チームということで、知らなくて当然かもしれません。2009年に1部昇格即優勝の快挙を成し遂げ、昨シーズンは無敗でタイ・プレミアリーグを優勝しています。

しかも、首都のチームではなく、タイ中部ノンタブリー県というところにホームスタジアムを置くチームで、バンコクからの距離はわかりませんが5/1のアウェイ戦は移動で苦しむかもしれません。そんなチームがwikiに載っていたのは驚きではありますが、チームの戦い方のような具体的な情報はさすがになく、浦和サイドも調べるのに苦労したチームだと思います。

タイの選手は、セパタクローという足技のバレーボールが盛んな国らしく、足元の技術は比較的しっかりしています。もっとも、代表チームを見る限りでは平均身長の低いチームで、セットプレーの高さ勝負になると弱さを見せることもあります。ムアントンの場合外国人選手がいるので、ある程度は補強も効きますが、セットプレーでの細かいテクニックではおそらく勝てると予想しています。

浦和はこの試合はターンオーバーを試す最初の試合になると予想しています。スタメン候補として呼んだ興梠や森脇は名古屋戦でも見られそうですが、関口や那須のように開幕戦はベンチスタートだった新戦力は中2日のムアントン戦のために呼んだはずです。

グループリーグ突破のためには、ホームのムアントン戦と全北(韓国)戦は連勝が絶対条件で、このムアントン戦で仮に敗れるようなことがあれば浦和のACLが事実上終わってしまう恐れもあります。どうしても勝ちたい試合ですが、チームコンディションを考えたらメンバーを落として勝たなければいけないという、難しい決断をミシャは迫られます。

ムアントンも初戦の全北戦をホームとはいえ2-2で引き分けていることもあり、決して弱いチームではなさそうと思っています。気を引き締めて、世界の扉をもう一度開くつもりで頑張って欲しいと思います。
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理想の時間稼ぎ(マンチェスターU)

2013-03-09 09:40:41 | ワールドサッカー
今日は埼玉スタジアムの名古屋戦に行くので、即日更新はできない可能性があります。念のため、穴埋めネタを用意して出かけます。

香川真司のマンチェスターUは先日の欧州CL決勝トーナメント1回戦で惜しくもRマドリードに敗れ、夢の日本人初の欧州CL優勝はなりませんでした。この試合で香川真司はベンチ入りしたものの出場機会はありませんでした。

この結果を知ったカズは香川を気遣い、元マンUのMFパク・チソンから聞いた話として「ファーガソン監督はたとえ絶好調でも突然使わないことがある」ということを香川に教えたようです。この話でパク・チソンの名前が出てきたので、マンUの2008年の欧州CL優勝を思い出しました。

当時、イングランドにおけるパク・チソンの評価は高く、初めてノーレスト(休みなく動ける)な選手を見たと話した指導者もいたようです。そんなパク・チソンは守備的に戦うときのオプションの途中出場から台頭した選手です。

当時のマンUにはアルゼンチン代表FWのテベスという運動量の多い選手がいて、パク・チソンとテベスで前からプレッシャーを掛けると耐えきれない相手がクリアミスをしました。これならマンUボールのスローインから試合再開ですから、また攻めるチャンスもあり、理想的な時間稼ぎのようなものでした。

これを見られれば面白いと横浜国際競技場のクラブW杯に来たマンUを見て思いましたが、マンUがDFに退場者を出してテベスを下げざるを得なかったので、残念ながら実現しませんでした。もっとも、当時のマンUはCロナウドとルーニーがいて、この二人だけで攻撃を完了することができた素晴らしいチームでした。

決勝の相手、南米代表のLDUキト(エクアドル)の予想以上の健闘で試合はもつれましたが、最後はルーニーのゴールの1点を守り抜いたマンUがクラブW杯を制しました。さすがマンUというイメージはこのときのものです。

ファーガソン監督は70歳になりますが、育成も用兵も両方ができ、何度も黄金時代を作り、たとえ不振の年でも欧州CL圏内を外さない手腕は素晴らしいです。香川真司はこの名将から一つでも多くのノウハウを吸収して、いつか指導者になったら日本サッカーの発展に貢献して欲しいと思います。
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