昨日の午前中は時間があったので、セリエAのACミラン対キエーヴォを見ていました。今回の注目ポイントは今季ブレイクしてイタリア代表にも入った20歳のFW、エルシャーラウィです。エルシャーラウィは名前だけ聞くとアラブ系のように見えますがイタリア国籍を持っています。
3トップを引くACミランでエルシャーラウィは左のウイングで起用されています。今季はセリエAの得点ランキングでも上位を走るなど好調で、イブラヒモビッチが抜けて得点力の低下が危惧されたACミランで、その穴を十分埋めています。
エルシャーラウィはスピード型ですが、ゴールシーンの映像を見る限りでは長い距離も短い距離も両方速い、優れた脚質を持っています。特に評価したいのは無駄走りを苦にしないことで、カウンターのチャンスがあればたとえ自分にボールが来なくても腐らず、何度でも走り直せるところは素晴らしいです。
また、周りもよく見えていて、速いクロスを送るアシストもできます。こういうタイプだからこそ、シュート力は強烈ですがあまり走らないバロテッリとACミランでもイタリア代表でも組めると納得しました。
このキエーヴォ戦はいつの試合かわからないほど前の試合で、冬の移籍市場でACミランが獲得したバロテッリはまだマンチェスターC在籍で、加入していませんでした。
ホームのサンシーロスタジアム(ミラノ)での試合でしたが、1996年に行ったときはまだ世界的に屋根付きスタジアムは珍しく、屋根ができる前と比べて風通しの悪くなったサンシーロの芝生はイタリアで最悪と酷評されていました。
当時は日本には埼玉スタジアムも横浜国際競技場もない時代で、国立競技場が日本で数少ない巨大なスタジアムだった頃です。1990年イタリアW杯の開幕戦、アルゼンチン対カメルーンの会場だったサンシーロは、イタリアという国をアピールするための技術の粋を集めたスタジアムです。当時はその規模だけで圧倒された記憶があります。
3トップを引くACミランでエルシャーラウィは左のウイングで起用されています。今季はセリエAの得点ランキングでも上位を走るなど好調で、イブラヒモビッチが抜けて得点力の低下が危惧されたACミランで、その穴を十分埋めています。
エルシャーラウィはスピード型ですが、ゴールシーンの映像を見る限りでは長い距離も短い距離も両方速い、優れた脚質を持っています。特に評価したいのは無駄走りを苦にしないことで、カウンターのチャンスがあればたとえ自分にボールが来なくても腐らず、何度でも走り直せるところは素晴らしいです。
また、周りもよく見えていて、速いクロスを送るアシストもできます。こういうタイプだからこそ、シュート力は強烈ですがあまり走らないバロテッリとACミランでもイタリア代表でも組めると納得しました。
このキエーヴォ戦はいつの試合かわからないほど前の試合で、冬の移籍市場でACミランが獲得したバロテッリはまだマンチェスターC在籍で、加入していませんでした。
ホームのサンシーロスタジアム(ミラノ)での試合でしたが、1996年に行ったときはまだ世界的に屋根付きスタジアムは珍しく、屋根ができる前と比べて風通しの悪くなったサンシーロの芝生はイタリアで最悪と酷評されていました。
当時は日本には埼玉スタジアムも横浜国際競技場もない時代で、国立競技場が日本で数少ない巨大なスタジアムだった頃です。1990年イタリアW杯の開幕戦、アルゼンチン対カメルーンの会場だったサンシーロは、イタリアという国をアピールするための技術の粋を集めたスタジアムです。当時はその規模だけで圧倒された記憶があります。